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風評被害…台湾地震で消えた花蓮の観光客 道路も鉄道も市民生活も平常通り、今度は日本が支える番だ (1/2ページ)

 台湾東部を6日深夜、最大震度7の地震が襲った。花蓮市の集合住宅兼ホテルなど4棟が倒壊状態となり、多くの死傷者が出た。日本は救援チームを派遣したが、メディアはほんの一面しか伝えていない。風評被害で、日本と深い縁を持つ花蓮の人々が苦しんでいるという。台湾に詳しい、論破プロジェクトの藤井実彦氏が報告する。

 「花蓮は、倒壊した4棟の古いビル以外はまったく問題ない。道路も、鉄道も、市民生活もいつも通りだ。ただ、街から観光客が消えてしまった」

 現地在住の観光ガイド、播磨憲治氏はこうため息をついた。

 地震発生直後、100人を超えていた安否不明者の多くも無事が確認された。余震は続くが、日本と同じ地震多発帯に位置する台湾では、観測・警報システムが整い、耐震技術も進んでいる。

 ところが、春節(旧正月、16日)の大型連休を迎え、主力産業である観光がダメージを受けているという。播磨氏は続ける。

 「地震直後、9割の観光客がキャンセルした。春節以降も相当厳しい。マスコミが流す、切り取り型の風評被害が大きい」

 台湾東部にある花蓮は、台北から列車で2~3時間の大きな街だが、世界遺産級といわれる太魯閣(タロコ)渓谷をはじめ、自然豊かな観光スポットがたくさんある。「台湾最後の桃源郷」といわれる。

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