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金正恩氏を「がっかり」させた北朝鮮兵士を待ちかまえる悲惨な運命 (1/3ページ)

 北朝鮮の朝鮮人民軍の兵士が、軍幹部を暴行するという事件が発生した。一見すると些細な出来事のようにも思われるが、これが金正恩党委員長が介入するほどの大事件に発展してしまった。

 平壌のデイリーNK内部情報筋によると、事件が起きたのは先月30日午後10時ごろのことだ。平壌に向かう道沿いに設置されている10号哨所(検問所)に1台の軍用車両が通りかかった。

 哨所で検問を行っていた護衛司令部(金正恩氏の警護部隊)所属のパク上級兵士(兵長に相当)は、この車両を運転していたチョン超期上士(兵役終了後も軍勤務を続ける下士官)を殴りつけ、間に割って入ったリム少佐の階級章を剥ぎ取るなどの大立ち回りを演じた。

 10号哨所では2人1組での勤務が義務付けられているが、パク上級兵士は規則に違反して一人で、それも泥酔状態で勤務を行っていた。そして、検問所にやって来たこの車のドライバーがワイロを払おうとしないことに腹を立て、暴行に及んだものと思われる。

 北朝鮮では社会のあらゆる場面でワイロのやり取りが行われており、軍などの内部においても、職権を振りかざしてのワイロや性上納の強要がまかり通っている。

 (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

 「護衛司令部は(金正恩氏)直属部隊であるため、傍若無人に振る舞うことが多かった。いつものように何かイチャモンをつけてワイロをむしり取ろうとしたが、拒否されたため暴行に及んだようだ」(情報筋)

デイリーNKジャパン
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