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東京五輪は「記録」と「記憶」の大会に 国や組織委と連携、準備着々 (1/2ページ)

 日本列島が韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪のメダルラッシュに沸いている。

 フィギュアスケート男子で、66年ぶりとなる五輪連覇を達成した羽生結弦選手に続き、スピードスケート女子では、個人500メートルの小平奈緒選手と、団体追い抜きの日本チームが、いずれも五輪新記録での金メダル獲得という快挙を成し遂げた。大舞台で栄光をつかむまで、どれほどの涙と汗をささげたか。ここ一番で自らの力を最大限に発揮させる才能と努力に敬意を表したい。

 いよいよ、2020年東京五輪・パラリンピックまで約2年となった。昨年11月には、東京都の新施設第1号となる「武蔵野の森総合スポーツプラザ」がオープンするなど、準備は着々と進んでいる。極寒の平昌とは真逆となる夏の東京大会では、暑さ対策が欠かせない。遮熱性素材を使った道路舗装や、樹木による木陰作り、ミストの活用なども有効だろう。

 組織委員会は大会マスコット最終候補3案の中から、小学生に投票してもらう試みを実施し、子供たちの関心を呼んだ。ハード面とソフト面の充実だけでなく、大会に向けた機運醸成を図っていかなければならない。国や組織委員会とも連携しながら、開催都市の長として、準備を加速させていく。

 古い携帯電話などから金・銀・銅の素材を抽出し、東京大会でのメダルに活用する「みんなのメダルプロジェクト」も順調に進んでいる。

 新宿の都庁まで、持参してくださる小型家電はすでに9万台近い。選手の胸に輝くメダルの一部に自分の携帯電話が使われることで、「みんなの東京大会」という意識が共有できる。この「都市鉱山リサイクル」の取り組みは環境メッセージとして国際的にも伝わりやすい。

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