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兄のせいで「非難の的」にされている金正恩氏の妹・金与正氏 (1/2ページ)

 北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会のスポークスマンは24日、ペンス米副大統領が金正恩朝鮮労働党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長を中傷したとして、米国とペンス氏を非難する声明を発表した。

 ペンス氏は22日、ワシントン郊外で開かれた米保守派の年次イベント「保守政治行動会議」で演説し、金与正氏のことを「地球上で最も残虐で抑圧的な体制の中心人物だ」と批判。さらに、「北朝鮮による恐ろしい人権侵害や人道に対する罪に手を貸した」ことから、米国は金与正氏を独自制裁の対象にしていると説明した。

 これに対して前述の声明は、ペンス氏を「人間のくず」呼ばわりしたうえで、「われわれの最高の尊厳と朝鮮政権に悪らつな言い掛かりをつける者は、相手にする考えがない」として、米国と対話する意思がないことを強調した。実現はしなかったものの、金与正氏が平昌五輪の開会式出席のため訪韓した際、ペンス氏との会談を予定していたにもかかわらずだ。

 いまや金与正氏は、金正恩氏の最側近とも言える存在になっているが、それ以前に「最愛の妹」でもある。世界が見守る中でその妹が非難されたら、金正恩氏もぶちギレずにはいられなかったのではないか。

 (参考記事:金正恩氏が「ブチ切れて拳銃乱射」の仰天情報

 しかし、金与正氏が米国から制裁指定された責任は、ほかでもない、兄である金正恩氏にあるのだ。

デイリーNKジャパン
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