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北朝鮮、時間稼ぎで「拉致カード」切るか 日本政府もすでに情報把握 (1/2ページ)

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 韓国・平昌(ピョンチャン)での冬季五輪が終わった。引き続きパラリンピックが始まる。五輪では日本勢のメダルラッシュに胸躍ったが、北朝鮮による、韓国政府や世論への「微笑み攻勢」も際立った。

 外交で腰が定まらないのは古くからの韓国の伝統芸だ。わが国も慰安婦問題の日韓合意で翻弄されているが、今は文在寅(ムン・ジェイン)大統領以下、北朝鮮に完全に気持ちを取り込まれている。

 北朝鮮は一気呵成(かせい)とばかりに、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の側近で、党副委員長の金英哲(キム・ヨンチョル)氏を派遣した。

 40人以上が犠牲となった2010年3月の韓国哨戒艦「天安(チョナン)」撃沈事件や、同年11月の延坪(ヨンピョン)島砲撃事件などのテロを主導したとされる人物だ。韓国政府はテロを容認し、首謀者を赦したに等しい。

 北朝鮮が韓国に攻勢を掛ける背景には、国連や日米韓の経済制裁が相当効果を上げていることがある。韓国を抱き込み、制裁の抜け道をつくろうということだ。同時に、韓国を人質にして米国の軍事攻撃を回避させようとの意図もある。今後、韓国は米国や日本による北朝鮮制裁への最大の抵抗勢力となる可能性がある。

 パラリンピックも終わり、いよいよ米国による軍事的緊張が高まった時点で、北朝鮮が「拉致カード」を切る可能性もある。信頼できる筋からの情報であり、すでに日本政府も把握している。

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