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「ゼロ回答」火に油…森友書き換え疑惑で“麻生氏VS二階氏”再燃 秋の総裁選の主導権争いも (1/2ページ)

 学校法人「森友学園」への国有地売却に絡む決裁文書「書き換え」疑惑をめぐり、麻生太郎副総理兼財務相率いる財務省の対応が火に油を注いでいる。調査状況に関する「ゼロ回答」の報告に、自民党の二階俊博幹事長が公然と不快感をあらわにしたのだ。国民の不信感が高まるなか当然の反応だが、秋の自民党総裁選を見据えた「派閥領袖同士の暗闘」という一面もありそうだ。朝鮮半島情勢が急展開するなか、早期の疑惑解明が求められる。

 「どういう理由で資料を出せないのか、ちょっと理解できない。改めて問いただしたい」

 二階氏は6日の記者会見でドスを効かせるように、こう語った。

 財務省はこれまで、「(6日までに)できる限り努力し報告する」としていた。ところが、麻生氏は同日の閣議後会見で「担当局以外の職員も関与させて、全省挙げて調査を進めていきたい」と述べるにとどめた。

 「政界寝業師」の異名を持つ二階氏としては、疑惑調査をめぐる麻生氏と財務省の姿勢に納得できなかったようだ。

 財務省の富山一成理財局次長は6日午前の参院予算委員会理事会で、疑惑が持たれている決裁文書の原本は大阪地検特捜部に提出し、「近畿財務局にはない」と説明した。文書が2つあるかどうかについては、「捜査への影響」を理由に、明確な回答を避けた。

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