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新潟知事選で与野党の総力戦過熱 左派野党は「原発問題」争点化に失敗か

 新潟県知事選(10日投開票)は、最終盤で与野党の総力戦が過熱している。結果は、安倍晋三首相の政権運営に影響を与えるとされ、自民、公明両党は水面下で支持組織の票固めに奔走する。立憲民主党や共産党など左派野党は「共闘による政権打倒」をアピールするが、肝心の「原発問題」の争点化に失敗し、リードを許す展開だ。

 「あらゆる選挙に自民党はすべて勝つという意気込みで全力を尽くす」

 自民党の二階俊博幹事長は6日、新潟で記者団にこう強調した。

 二階氏は、9月の党総裁選で「安倍3選」支持を表明しており、支持候補である前海上保安庁次長の花角(はなずみ)英世氏(60)は、自身が運輸相時代に秘書官を務めた。選挙戦では、自民党二階派の議員らが企業や団体の引き締めを図り、国政の対立構図は持ち込まない。

 一方、野党5党は、党首級が相次いで街頭に立つ「空中戦」を展開し、「民主主義をないがしろにする安倍首相に退陣してもらう」などと政権批判を鮮明にしている。

 推薦する元県議の池田千賀子氏(57)は、早期の「原発ゼロ」実現を唱え、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題で、厳格な安全性検証を公約している。だが、花角氏も再稼働には慎重で、差別化できていない。

 花角氏が池田氏に5ポイントほどリードしているとの世論調査結果もある。

 永田町関係者は「野党が訴える『反原発』は、支持団体である連合の傘下にある電力総連の離反を招いている。池田氏が社民党系で左派色が強いことも、一部の県民が敬遠する要因だ」と話す。

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