zakzak

記事詳細

バカラの「絞り」には作法が… まっ先に数字を知る優越感 (2/2ページ)

 まず写真〔1〕のように「角」が見えたら絵札が確定。0と数えるカードです。この角を(王様などが描かれた絵の)「額縁」という人もいます。

 続いて写真〔2〕。どれかのマークが見えたら「足あり」です。このカードの数字を知るにはもう一仕事あるので、次の項で。では、ある程度めくっても何も見えなかったらどうでしょう。トランプを思い浮かべてください。数字が書かれていない対角線上に図柄がないのは、A(1)か2、あるいは3。その3つの数字のうちのどれかです。

 「足あり」のカードは4~10までが該当します。写真〔3〕のように右親指を滑らせるようにカードを徐々にめくっていき、早めに2つめのマークが見えてきたら4サイド=横の辺に4つのマークがある9か10。真ん中ぐらいにマークがあれば、3サイドで6か7か8。そして真ん中まで何も見えてこなければ2サイドで、4か5であることが確定します。

 さあ、ここからもうひと仕事。中心の縦ラインのマークがどんな並びかを、テンションを上げながら絞っていきましょう。4サイドで早めにマークがあれば10で、なければ9。3サイド、写真〔4〕まで起こしてマークが見えれば8か7、見えなければ6か7です。ここで180度、カードをひっくり返してマークを確認すれば、数字がわかります。残る2サイドは真ん中にマークがあれば5。これは相当に“深い”です。じっくり時間をかけてめくっても大丈夫。

 では、いったいなぜこんな苦労をして、参加者はカードを開くのでしょう。それはバカラが持つパズル的な要素を、存分に楽しんでいるからだと思います。(ギャンブルライター・片山真)

アクセスランキング