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片山氏&松井氏、カジノ法案大詰め対談 「6000円の入場料が高すぎる」

★カジノ法案大詰め対談(1)

 松井政就(作家)「おっさんジャパン」頑張りましたね~

 片山真(ギャンブルライター) ちょっと前の話になっちゃったけど激アツだったね~。あと一歩どころかベルギーに2-0でリードした時点で「勝った!」と思ったのに、そこからはね返されちゃうんだから世界の壁はブ厚いよ

 松井 ロスタイムで逆転されたとき、ぼくはエルコンドルパサーが凱旋門賞のゴール寸前でモンジューに差されたのを思い出しましたよ

 片山 あの場面で競馬を思い出すなんてギャンブラーの鏡だ

 松井 何事もげたを履くまでわからないってことですが、それは政治も同じですね

 片山 おっ、どうやって話を持っていくのかと思ったらそう来たか。カジノ法案がいよいよ大詰めだ。長い間スッタモンダを繰り返してきたけど、ついに成立が見えてきた

 松井 与党が絶対多数ですから状況としては通ったも同然ですが、まだ何があるかわかりません。しかも今回の法案は、ぼくたちカジノ賛成派から見ても大いに疑問を感じる点があります

 片山 そうなんだよ。せっかくゼロから立ち上げるんだから、あくまで理想的なものを目指すべきなのに、政争の具にされて、内容がゆがめられてしまっている

 松井 まず、大きな問題は6000円という高額な入場料ですね

 片山 それについてぼくらはしつこいほど反対してきた。ラスベガスなどアメリカは全て無料だし、ヨーロッパでも基本的に無料。国によって入場料を取るカジノもあるけど、どこも安い

 松井 入場料を取る場合もそれなりに筋が通っています。カジノを全くしない人が涼みに入ってきたり、無料のドリンクばかり利用されるのを防ぐのが主な目的ですから、200円程度からせいぜい1500円くらいまでです

 片山 唯一の例外がシンガポール。ギャンブル依存症を防ぐという名目で約8000円も取っていて、日本はそれをまねしている

 松井 そこが問題なんです。実は今シンガポールでは高い入場料の弊害が取り沙汰されているからです。入場料分を取り返そうとして、かえってハマる人が続出しているからです

 片山 そんなの、ギャンブラーから見れば当たり前だよ。庶民の軍資金なんてたかが知れているのに、入っただけでマイナス8000円からスタートさせられるんだから勝てるわけがない

 松井 依存症を防ぐどころか、かえって依存症の原因になりますよね。ギャンブル依存症で有名な元関脇の貴闘力さんも「なんの意味もない」と言っています

 片山 ほかにも大きな問題点があるよね。これもギャンブル依存症を防ぐためだというんだけど、カジノへの入場を「週3回以内、月に10回以内」に制限というやつだ

 松井 週3回もカジノ行っていたら、それだけでもう立派な依存症ですよ

 片山 競馬(中央)だって週2日しかやらないし、カジノに週3回も行く気にならないよ

 松井 週3回、月10回までOKという点について、貴闘力さんも「バカじゃないの?」って言っています

 片山 そんなこと紹介しなくていいって…=続く

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