zakzak

記事詳細

カジノフロアの面積3%規制こそ問題だ 片山氏&松井氏のカジノ法案大詰め対談

★カジノ法案大詰め対談(2)

 片山真(ギャンブルライター) カジノ法案がきょう(20日)中にも成立するね

 松井政就(作家) そのために会期を延長したわけですし、何が何でも成立させたい腹でした

 片山 でも強行採決はしないで欲しかった。あまり強引なやり方だと、参入する企業も悪者に見られてやりにくくなる

 松井 まったくその通りなんですが、関係者によれば、来春の統一地方選を考えると今しかないという計算らしいです

 片山 一体どんな計算だい?

 松井 強行採決したことを日本国民は1年もすれば忘れるからなんだそうです。このところ財務官僚や政府のおエライさんがやたらと記憶を無くしていますが、残念ながら日本国民も他人(ひと)のことは言えないんです

 片山 ブラックジョークだ

 松井 しかも北朝鮮のトランプカジノも現実味を帯びてきています

 片山 それ、案外あり得るよ

 松井 でも、表向きの理由は五輪後の不況対策です。今成立させれば五輪後にカジノ建設を始められ、経済対策になるからです

 片山 うーん、それもわかるけど、たまには法案をいい内容にするために勇気を奮ってもらいたいなぁ

 しかも法案にはもう一つ心配な点がある。カジノフロアの面積をIR(統合型リゾート)全体の3%以下に制限していることだ

 松井 実は3%という数字に論理的根拠はありません。シンガポールをそのままコピーしただけですから

 片山 まずいよね~。シンガポールはリゾートの敷地面積が広大だから、3%といってもそれなりの大きさだけど、日本でそんな敷地が確保できるとは限らない

 松井 場合によってはショボいカジノしか作れなくなります

 片山 とくに地方のIRにとっては深刻だ。カジノフロアが小さくなれば、経営が成り立たなくなる恐れもあるから

 松井 そもそもIRというのはカジノ以外ほとんど赤字で、それをカジノの収益で補填するビジネスモデルです。規模を安易に規制すると命取りになりかねません。外資系カジノ企業もその点の改善を求めています

 片山 このまま規制が緩和されず、経営が不安定になるとして、いい企業が参入しなかったらどうするんだろ?

 松井 その場合はまた「首相案件」として、どこかの誰かがコッソリと……

 片山 だから、そういう話はしなくていいんだって!

 =次回は松井政就「外国人は日本のカジノ法案をどう見ているか」

関連ニュース

アクセスランキング