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記録的な猛暑と熱中症 ゴルフ12時間ぶっ続けが誇りだったけれど…

 厳しい暑さが続いている。熱中症で救急搬送される事態も相次いでいて、ニュースで「命に関わる危険な暑さ」なんてフレーズも出てくるくらいだ。

 スポーツイベントでは開始時間をずらしたり、中止や延期にしたりというように健康に配慮した動きも出てきている。8月には甲子園で高校野球が行われるけど、出場する選手や見に行く人は熱中症に注意してね。

 ボクもこの暑さには参っているよ。ついこの間、鋳物の業界親睦会「鋳友会(ちゅうゆうかい)コンペ」でゴルフをしたんだけど、もう暑いのなんの。たまらずハーフでリタイアしてしまった。

 鋳物産業の皆さんは力強くプレーを続けていた。やっぱり、火花が飛び散るような作業現場に従事していた人は違うなと思ったね。

 記録的な猛暑の影響で、2020年に開催される東京五輪でもマラソンなどで競技時間の変更が進められている。開催時期そのものをずらした方が暑さに配慮するという点においてはいいのだろうけど、そこまで大胆な変更は難しいだろう。

 個人的には、ぜひ運営側の人たちに、この暑さの中で競技を実体験してもらいたいと思うね。選手や観客がどれくらい過酷な暑さの中にたたされるのかを皮膚感覚で知っておくべきだよ。

 マラソンについてはテレビでコメンテーターの人が、「涼しい場所でルームランナーで走ればいいのに」みたいなことを言っていた。確かにその通りなんだけど、もし実現したらテレビ中継してもまったく盛り上がらないだろうなあ。全員がルームランナーに乗って走っている絵がずーっと続くわけだからね。

 熱中症になった人の中には、クーラーのきいていない部屋で倒れていたケースもあったそうだ。高齢になると体温を調節する機能が衰えていくんだけど、いまだに「体に悪い」とクーラーをかたくなにつけようとしない人が多くいるということだろう。

 ボクもゴルフに関しては多少、意固地になっていた部分がある。何年か前の8月2日に12時間ぶっ続けでゴルフをするという挑戦をして、それを誇りにしていたんだ。

 でも今じゃすぐにフラフラしてきちゃう。「おかしい! あのときは12時間もできたのに…」。そのことを周囲に話したら、「院長、あのときは雨も降って、すごく涼しかったんですよ」だって。すっかり忘れてたよ!

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。著書多数、最新刊は「大炎上」(扶桑社新書)。

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