zakzak

記事詳細

自民党総裁選、自衛隊のためにもっと憲法改正の議論を

 9月に行われる自民党総裁選は、安倍晋三さんと石破茂さんの一騎打ちになるようだ。安倍さんの3選は固いと言われているけど、どうなるんだろうね。

 総裁選の焦点の一つとして、憲法改正議論がある。安倍さんも石破さんも憲法を改正すること自体には前向きだが、その進め方に違いがあるようだ。安倍さんは改憲の気運を高めて、秋の臨時国会に党としての憲法改正案を提出したい構え。対する石破さんは早急な進め方には否定的だ。

 ボクとしては一刻も早く憲法改正を議論してほしい。なぜなら、ボクの大好きな自衛隊が現在の憲法には1行も書かれていないから。日本の領土や国民を守るため、あんなに頑張っている自衛隊のことが憲法に明記されていないなんて可哀想すぎるよ。

 だから、早く憲法に自衛隊を明記できるようにして、国際的にも彼らの立場を確立してあげる。そうすることで、彼らに自衛隊員としての誇りを持たせるべきだよ。

 ボクが自衛隊を好きになったのにはワケがある。もう何十年も前の話だけど、高須病院(愛知県西尾市)の近くに、台風被災者救援のために緊急出動していた自衛隊のヘリが墜落したことがあってね。懸命な治療の結果、幸いにも死者は出ず、墜落のことは大きなニュースにはならなかったけど、災害支援のために必死になる彼らの姿を目の当たりにして、ボクは自衛隊が大好きになった。

 同じようなことを感じている人は増えてるんじゃない? 東日本大震災や熊本地震、北陸地方を襲った豪雪、西日本豪雨などでも、自衛隊の皆さんは被災地のために身を粉にして尽力してくれた。彼らが懸命に汗を流して自然災害と戦う姿に、多くの人が心を打たれ、尊敬の念を持ったはずだ。

 そもそもこれまでは、憲法学者からは「違憲だ」と言われたり、護憲派の人たちからも、ことあるごとにネガティブキャンペーンが行われてきたりと、自衛隊の皆さんの頑張りが世間になかなか伝わらない時代が長かったんだ。

 でもようやく潮目が変わってきた。相次ぐ災害派遣の結果ではあるかもしれないが、自衛隊に対する国民の信頼度は高くなっている。「誇りを取り戻せるような地位にしてあげたい」と思っている人は多いはずだよ。実際に助けられた人も、たくさんいるんだからね。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。著書多数、最新刊は「大炎上」(扶桑社新書)。

関連ニュース

アクセスランキング