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『中年よ、大志を抱くな…絶対に』 初心者は目標を低く設定しておくのが負けないコツ

 カジノというと、スロットで何十億円という当たりが出たり、バカラで何億も儲けた(または損した)という話が飛び交ったりするので、いかにも大金を賭ける大変な勝負ごとのように思われがちだ。たしかにそういう賭け方をする人もいるが、それらは大金持ちか、または何かを勘違いした向こう見ずな人だ。

 ■目標は低く持つ

 カジノに行くなら人生を変えるような大勝利を目指したいが、ぼくら庶民はそこをグッとこらえ、目標を低く設定しておくのが負けないためのコツだ。

 「少年よ、大志を抱け」と言われるが、カジノに関しては「中年よ、大志を抱くな」というわけで、具体的な目標は軍資金の2倍だ。「えっ、たったの2倍?」と思うかもしれないが、これがなかなか高いハードルなのだ。

 倍率2倍のゲームでは、2回に1回当たってもプラマイゼロでお金は増えないし、むやみな高配当を狙えば当たる確率がグンと下がり、軍資金も底をつく。

 ■負けを取り返そうとしてはならない

 次に注意すべきは、負けを取り返そうとしてはいけないということだ。映画やマンガでは、負けていた主人公が最後に一発大逆転するシーンがあるが、それはあくまで作り物の話。

 負けを取り返そうとするといや応なくむちゃな賭け方になり、大ケガするのがオチだ。そんな賭け方の代表が「倍々ゲーム(別名マーチンゲールの方法)」だ。10ドル負けたら次は20ドル、外れたら次は40ドルというように賭け金を倍々で増やしていくやり方で、1回当たればそれまでの分をまとめて取り返せるというものだが、その正体は地獄への片道切符だ。

 計算すればわかるが、10ドルで始めても、4連敗すれば次の賭け金は160ドルとなり、負ければさらに320ドルに跳ね上がる。1000ドルの軍資金ではこの時点でギブアップで、もはやゲームを続けられない。

 ■半分は運と割り切る

 目標を達成するにはどうすればいいか。一つがルーレットの1や3といった単数字をダイレクトに狙う賭け方だ。赤黒は倍率2倍だが単数字は36倍。当たればドンと戻ってくる。ただし当たる確率も38分の1(アメリカンルーレットの場合)なので、6カ所くらいに賭けてみる。

 狙いは「負けない遊び方編」で書いたような、テーブルですでに出ている数字だ。この方法で6つの数字に5ドルずつ均等賭けした場合、当たれば払い戻しは5×36=180ドル。軍資金が1000ドルならこれを最低33回やることが可能で、そのうち、ほぼ確率に近い6回当たれば払い戻しは1080ドル。

 さらに4~5回当たれば軍資金の2倍に手が届く…。もちろん競馬の必勝法と同じで机上の計算に過ぎないが、ギャンブルである以上、運がなければ何をやってもダメ。できるだけ可能性の高い方法を選択したら、あとは運が向くのを待つのみだ。(作家・松井政就)=次回「さっさと勝ち逃げすべし」

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