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乏しい電力で冬を迎える北海道…頼りになるんは原発のハズやろ

 列島はまた揺れた。南海トラフやの、次は東海やの。この30年以内にM7以上の地震が起こる確率は30%やの、50%やの…ろくな根拠も示せず、デマを流し続ける自称・地震学者のセンセイ方。3年以内に、北海道に震度7以上の地震が来る、と指摘していた科学者センセイも1人もおらんかったやないか。

 北海道民も、高橋はるみ知事以下、北海道に、200万都市の札幌に巨大地震が来るとは、夢にも思うてなかったんやろ。震源地は比較的人口が少ない胆振東部やったが、それでも、40人以上が犠牲になり、いまだ1000人以上が、避難所暮らしを余儀なくされとんのである。

 深夜に発生したことから道民は文字通り、余震にふるえながら眠れぬ夜を過ごされたハズや。不肖・宮嶋も発生翌日には、旭川から北海道入りしたが、札幌までの道中は、信号が消えたまんま、まさに7年前の東日本大震災の悪夢がよみがえってきた。

 7年前は、地震発生翌日からワシは三陸に出ずっぱりやったが、震源地から遠く離れた帝都下のスーパーの店頭やガソリンスタンドからも飲料水やガソリンが消えたのである。そしてしばらくは計画停電が続き、歌舞伎町のネオンも暗うなったのである。今回は幸いにも、調達したレンタカーが満タンやったが、電気がなかったらガソリンスタンドに燃料あってもポンプが回せんから給油もできんのや。

 7年前、日本人は原発事故と電気・ガソリンのない生活の恐怖をイヤというほど味わったのである。今回の地震で、北海道電力の苫東厚真火力発電所が甚大な被害を受けた。地震直後は、情報のほとんどをスマホに頼っているシロート衆は充電もできず、いったい何が起こったのかも分からんまま朝を迎えたハズや。そして、夜が明けると同時に電源を求めてさまようハメになったやろ。

 予想を超える早い復旧で、「節電2割」や計画停電は避けられたようやが、今後も厳しい状態は続く。

 ほれで、ススキノのネオンが暗うなったくらいでは誰も死なんけど、間もなく北海道はしばれる冬を迎える。暖気の多くを支えるのは電力である。その長い冬を、乏しい電力で、しのがなアカンのである。

 そうなったら頼りになるんは、安定的に電力を生み出す原発のハズやろ。北海道にはいま稼働を止めている泊原発があるやん。そんな原発の再稼働の代わりに、ソーラーパネルの増設やと? 再生エネルギーやと? アホか。ソーラーパネル群は地震でバタバタ倒れ、使いもんにならんかったやないか。

 このままやったら死人がでる。エコやの反原発やの、おのれの自己満足のせいで道民1人でも凍死したら責任とれるんか。

 ■宮嶋茂樹(みやじま・しげき) 報道カメラマン。1961年、兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、「フライデー」専属カメラマンをへて、フリーになり、数々のスクープ写真を撮影。世界の戦場でも取材を行う。

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