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「大小」で最も有利な賭け場所は? 

★勝てるゲーム勝てないゲーム(2)

 「大小」は主にマカオのカジノで伝統的に盛んなゲームだ。シンガポール、韓国にもあり、ラスベガスなどでは「Sic Bo」と呼ばれている。

 密封された容器の中にある3個のサイコロを機械的にシャッフルし、出る目を予想して賭けるゲーム。チップもしくは現金を置いて賭ける場所によって当たったときの倍率が異なる。

 3個のサイコロの目が同じ=ゾロ目が出たときは親(カジノ)の総取りに。目の出方は6×6×6=216通りあり、そのうちゾロ目は6通り。216分の6=約2・8%がカジノ側の取り分になる計算だ。

 最もメジャーな賭け方は、3個の総和が11以上の「大」か、10以下の「小」かに賭ける勝負。当たったときの配当は2倍で、ゾロ目が出たときの負け分を引いて、期待値は97・2%。

 図の最下段は1~6のどの目が出るかを当てるもの。1つのサイコロで1が出る確率は6分の1だが、3個あるから確率は上がる。1が1個だけ出れば2倍。2個なら3倍、ゾロ目は4倍だ。もし、ゾロ目が出ても配当がつく点で安心できる賭け方だが、トータルの期待値は92・1%だ。

 中段にある「4」から「17」の総和をズバリ当てる賭け方は、数字によって倍率が異なる。例えば、それぞれ27通りの出方がある「10」か「11」は7倍だ(賭け金1に対して6の配当がつく)。期待値は87・5%。この列に賭けるなら、配当13倍の「7」か「14」がいい。各15通りの出方があり、90・3%の期待値がある。

 一発逆転を狙うなら、どのゾロ目が出るかをビシッと当てるトリプル(図の上段中央)だ。ここは多くのカジノが151倍。しかし216通りのうち1通りしかない目にこの配当では、期待値は69・9%にとどまる。1回に約3割の賭け金を取られていてはジリ貧は確実…。

 カジノにあるゲームに共通していえるのは、「倍率が高い賭けは、実は期待値が低い」ということ。高い配当の魅力に惑わされないようにしたい。=この項続く(ギャンブルライター・片山真)

 ■日本版カジノにマニラからも名乗り

 9月20日~23日の4日間にわたって東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPO2018」では、『IR:統合型リゾート』に関する情報を発信するブースが出展され、大いに盛り上がった。

 20日には、フィリピン・マニラのIR「オカダ・マニラ」から杉山健児・代表取締役社長が招かれ、カジノイベントをプロデュースする(株)ブライト社長で、日本カジノスクールの校長でもある大岩根成悦氏とトークイベントを展開。グングン成長を続けるフィリピンのIRの全貌を紹介した。

 オカダ・マニラは世界で唯一の日本資本100%によるIR事業体。東京ドーム10個分の広大なIRで、日本独自のホスピタリティを提供している。ここにきて日本支社も設立。日本参入について杉山氏は、「非常に興味があります」と可能性を示唆した。すでにカジノ運営のノウハウを確立している日系企業の動向が注目される。

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