zakzak

記事詳細

“キング・オブ・カジノ”「バカラ」に必勝法があるとすれば…

★勝てるゲーム 勝てないゲーム(2)

 「バカラ」は“キング・オブ・カジノ”と呼ばれ、カジノの中で最も大きな賭け金が動くゲーム。ルールが簡単でかつ勝てる可能性が高い。

 「バンカー(B)」「プレーヤー(P)」のどちらかが“9”に近いかを予想するだけ。当たったときの配当は2倍だが、ほぼ半分の的中確率があり、期待値(払戻率)が高いのが魅力だ。

 Bの期待値=98・94%、Pの期待値=98・76%。無謀な大勝負をしないで、半々の確率で当たったり外れたりを続ければ、結構遊べる。

 気になるのは配当が9倍の「タイ(T)」ベット。これは引き分けに賭けるもの。カードの出方には当然バラつきがあり、時には引き分けが頻発するテーブルに座ることもあるだろう。それでも数学的にはTが出現する確率は9・52%。9倍でも期待値は85・68%にとどまる。賭け続けるのはおすすめできない。

 

 その昔、マカオの老舗カジノ・リスボアで遊んでいたころに比べると、近年のバカラ台の雰囲気は随分変わった。

 以前は1ゲーム終わるたびに、専用の方眼紙に結果を書き込む作業へ。赤色と青色のお尻をくっつけた2色鉛筆をもらい、Bなら赤丸、Pなら青丸、Tなら斜線をつけていくのだ。ラスベガスでは同席した人がB=青(Blueだからか?)、P=赤と逆につけていることに気づかず、それでもなぜか当たっていたことが懐かしい。

 要は目の出方の流れを知るためのメモ。これを罫線と呼び、BとPが“2つずつ交替”とか“4連続で必ず止まる”といったデータを蓄積して、次の賭けを決めるヒントにするのだ。

 時にはツキの落ちてきた人の成績をこの用紙の端っこにこっそりと書き込み、「人間罫線」をつくったことも。あれこれ考えるより、実は下がっている人の逆張りが一番的中率が高いかも。

 近年のバカラ台はディーラーの横にディスプレーが置かれ、ゲームの流れを表示してくれるので方眼紙がいらなくなった。これはこれで便利だが、人間罫線をメモする場所がなくなったのが…。=この項続く(ギャンブルライター・片山真)

 ■北新地で疑似カジノ体験

 8月末、大阪を代表する繁華街・北新地にオープンした『IRカフェ』(http://ircafe.jp/)が話題を集めている。

 開設したのはIRのコンサルティング事業などを展開するグローバルミックス(大阪市中央区)。大人の雰囲気漂う店内には、ブラックジャック、バカラ、ポーカーなどのテーブルが並び、飲食しながらゲームを楽しめるシステムだ。チップの換金はできないが、気軽にカジノの疑似体験ができる。

 「最先端の技術をお届けしながら、多くの方にカジノになじんでもらいたい」とは、同社の仲野正治氏。写真のバカラ台の後方には、右欄で紹介した最新鋭のディスプレーが。カードはスキャンされて配られるため、不正防止の役目も果たしている。

 さらに「IR関係者が集まって交流するような場にしたい」と同氏。大阪は日本版カジノの有力候補地でもある。身近な情報発信基地として、大きな可能性を感じさせる。

関連ニュース

アクセスランキング