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「憲法改正」安倍首相は一歩も引かず妥協しないで!

 安倍晋三首相が改めて憲法改正への意欲を見せている。何としてでも自分の手で成し遂げたいということだろう。通算の在職日数も憲政史上最長となる見通しだ。

 ボクとしては憲法改正は大賛成だから、ダラダラと続いただけで「何も残らなかった」とならないようにしてもらいたい。少なくとも国会での議論がこれまで以上に活発になることを期待したいね。

 野党はこれまで安倍首相を「独裁」と批判してきた。でも、そもそも2012年に第2次安倍内閣が発足するまで、日本では短期政権が続いていて、そのことが批判されてきたんだ。総理がころころと変わってしまっては、安定した政権運営ができないから諸外国との信頼関係が築けないってね。それが安倍政権が続くと今度は独裁となるんだから、おかしな話だよ。

 それに強いリーダーシップを発揮してこそ成し得ることがあるのも事実だ。みんなの意見を聞きながら妥協点を探るという姿勢も大切なんだけど、周りに気を使ってばかりだと、日本ではだいたい生ぬるい骨抜きな案になってしまうんだよね。それが分かっているからこそ、安倍首相も憲法改正に関しては一歩も引かない構えを見せているんじゃないかな。

 もう一つあるのが、憲法改正を「今やらなくてもいいだろう」という意見。9月の自民党総裁選に立候補した石破茂さんも憲法改正そのものには前向きだけど、まだ時期尚早という考えだった。確かにそれも分かる。ただ、その場合は“ポスト安倍”に大変な重圧がかかっていくだろう。憲法改正の実現は、歴史に残るほどのインパクトがあるんだから。

 では誰が安倍首相の後を継ぐのかについては、さまざまな意見がある。世論調査で支持が高いのは、自民党の小泉進次郎くんだ。でもどうだろう。フレッシュさでワクワクできたのはもう過去のこと。場数を踏むにつれて爽やかな印象は消え、何となくずるい“策士”になってしまった印象がある。

 というのも、進次郎くんは総裁選で投票直前に石破さん支持を表明したんだけど、これは明らかに遅いタイミングだ。

 ボクはツイッターで進次郎くんの行動を「決断の遅い小早川秀秋」と評した。たとえ敗軍の将につくにせよ、決断はなるべく早くすべきだったと思うからだ。進次郎くんなりの戦略だったのかもしれないけどね。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。著書多数、最新刊は「大炎上」(扶桑社新書)。

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