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感慨深いジャパン・タイムズの慰安婦表記変更…朝日は?

 私は4年前まで、朝鮮半島における「慰安婦強制連行」を信じていた。「あの話は全部ウソ」と主張する友人を、「右翼は困ったものだ」という軽蔑のまなざしで見ていた。1980年代から購読している国内英字新聞大手「ジャパン・タイムズ」が掲載した「日本軍の従軍慰安婦は性奴隷(Sex Slaves)」という記事を信用していた。

 今から考えれば、異論があるにもかかわらず、新聞記事をうのみにして、事実の確認や証拠の検証を怠るとは、米カリフォルニア州弁護士として真に恥ずべき大失態である。

 韓国・済州(チェジュ)島で、朝鮮人女性を強制連行して日本軍の慰安婦にしたという吉田清治氏の証言を、朝日新聞が史実として報じたことが、販売店などで朝日新聞と関係の深いジャパン・タイムズの論調に影響したのだろう。

 朝日新聞は2014年8月、吉田氏の証言を虚偽だと断じ、一連の記事を取り消した。1980年3月の初出から34年5カ月も経過していた。

 私はこの一件を契機に、常識と先入観を捨てて、さまざまな調査を始めた。結果、日本人に先の戦争の罪悪感を植え付けるGHQ(連合国軍総司令部)の洗脳政策「WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)」の証拠を入手した。

 また、「極東国際軍事裁判(東京裁判)」が裁判の名に値しない茶番劇だったことも理解した。調査結果をまとめた自著の多くは、ベストセラーになった。

 ジャパン・タイムズは、朝日新聞が記事を取り消した約1年半後の16年1月、《第二次世界大戦前および大戦中に日本軍に強制的に性行為を行わされた女性たちのことを『性奴隷』と表現することは妥当だというのが、ジャパンタイムズの方針です》と書いた。

 あきれた私は直後、夕刊フジの本コラムに「朝日新聞も顔負け ジャパンタイムズの“驚くべき『性奴隷』記事”」と書いた。さらに、「アンチ・ジャパンタイムズ」と揶揄(やゆ)し続けた。

 そんなジャパン・タイムズが11月30日、慰安婦と徴用工に関する英語表記の変更を発表したのは感慨深かった。詳細は8日のZAKZAK『ジャパンタイムズが「徴用工」「慰安婦」の英語表現変更 ケント・ギルバート氏ら歓迎メッセージ』を読んでいただきたい。

 朝日新聞が、国内では慰安婦の強制性を否定しながら、英文では引き続き誤解を招く表現を続けていることは周知の事実だ。「メタタグ」が埋め込まれ、誤報訂正の英文が簡単にヒットしなかった事実も発覚した。

 一連の経緯は、オーストラリアでの慰安婦像設置を阻止した民間団体「AJCN」代表の山岡鉄秀氏との共著『日本を貶め続ける朝日新聞との対決 全記録』(飛鳥新社)として20日に発売される。

 乞う、ご期待。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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