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激動の2018年 “俺ファースト”のトランプから目が離せない! がん治療は順調に継続中、良いお年を!

 今年は激動の1年だったんじゃないかな。南北首脳会談が行われるなど北朝鮮をめぐる動きも盛んだったし、フランスでは大規模なデモが発生、米国と中国の間には貿易摩擦が起こっている。

 ボクにとっては、米国のドナルド・トランプ大統領が、「こんなに大胆な人だったのか」と実感した年でもあった。トランプさんは権謀術数にたけたベテラン政治家じゃないからこそ、今までの常識では考えられないような一手を打ち出してくる。批判も多いが、見ていて面白いというのがボクの率直な感想だよ。彼が次にどんなことをやってくるのか、目が離せないんだ。

 11月に行われた米国の中間選挙は、上院は共和党が多数派を維持する一方で、下院は民主党が多数派を奪還するという結果だった。上院と下院で多数派が異なると、いわゆる「ねじれ」状態になって、トランプさんにとっては公約の実現が厳しくなっていくといわれている。

 でもこれはトランプさんにとって、悪口がいいやすい状態ともいえるんじゃないかな。政策が実現できなくても、「民主党のせいだ!」と支持者にアピールできる。“トランプ節”を炸裂(さくれつ)させるいい口実になっている気がするんだ。

 米国と中国の貿易摩擦は、世間では緩和していくのではと予測されている。中国も困っているような素振りを見せているけど、本心はどうなんだろうね。

 トランプさんも突然心変わりすることがあるから、中国が米国の顔を立てる姿勢を見せれば、笑顔で握手するだろう。中国をコテンパンにたたきつぶすという確固たる信念でやっているとは思えない。彼は信念よりも商売の人だからね。彼の信条は、「アメリカファースト」というよりも「オレファースト」。「俺の力を見ろ!」ということだ。

 日本だって激動だ。若者たちは「大した変化なんてない」と感じているかもしれないけど、ボクは「長生きしていて良かった」と思っているよ。来年は元号が変わるし、再来年は東京五輪。うまく生きながらえれば、ボクくらいの世代は、それぞれ2回ずつ経験することになる。

 さて、年内のこのコラムは今回が最後となる。来年はどんな1年になるかな。がん治療は順調に継続中。やりたいことはたくさんあるから、このコラムで何かしら発表することもあるかもしれないね。皆さん、良いお年を!

 ■高須克弥(たかす・かつや)美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。著書多数、最新刊は「大炎上」(扶桑社新書)。

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