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日本版カジノ本格始動! いかに人を集めるか…アトランティックシティーを反面教師に

★松井政就vs片山真 新春対談(上)

 片山真(ギャンブルライター) 明けましておめでとう!

 松井政就(作家) おめでとうございます。しっかし、去年の後半は盛り上がりましたね~。何しろ長年、応援してきましたから。

 片山 もちろん、ボクも。7月にカジノ実施法が成立して、いよいよ正式に日本版カジノもGOサインだ。

 松井 日本中のファンも何百万人と後押ししました。

 片山 えっ、そんなに?

 松井 もう、感動で涙が止まりませんでした。『ボヘミアン・ラプソディ』。

 片山 そっちかよ。

 松井 クイーンはぼくの青春ど真ん中。フレディ・マーキュリーの生き方にも勇気づけられました。もうこの冬はランニングシャツで通します!

 片山 ちょい待ち。風邪ひく前に、去年のおさらいだ。2人それぞれ、海外カジノの視察に行ってきたよね。

 松井 はい。こちらはニューヨークとアトランティックシティーへ。

 片山 日本版カジノの参考になること、あったかい?

 松井 はい、たくさん。だけど、反面教師にしたいことばかりでした。

 片山 ニューヨークのレーシノ(競馬場に併設されたカジノ)はマシンばっかりだったとか。

 松井 スロットマシンと電子ゲームだけ。これが一番マズいんです。1回の賭け金が少ないから外れたときの心理的ダメージも小さいでしょ。ズルズルとやってるうちに、依存症になる危険性が高いのがマシン系ゲームです。

 片山 気軽に遊べるマシンゲームを否定はしないけど、テーブルゲームとのバランスは大事だよね。

 松井 パチンコ屋やスロットの延長じゃあ、意味ないし。まあ、6千円の入場料を払ってわざわざパチンコ屋に来る人はいないか。

 片山 アトランティックシティーは?

 松井 “老人の海”でした。

 片山 ん、何だって?

 松井 街で出会うのはお年寄りばかり。カジノに来たつもりが、間違えて老人ホームに来ちゃったかと。

 片山 ボクが行ったのはもう30年近く前かぁ。あのころはにぎわっていたけど、カジノホテルだけの街だった。

 松井 今もアウトレットぐらいはあるんですけどねぇ。

 片山 カジノを取り囲むエンタメなどの施設がいかに充実しているか。そうじゃなきゃ、人は集まってこないから。ここがIR(統合型リゾート)の本質だよ。

 松井 ビッグアーティストが間近で見られる常設シアターは、ぜひともほしいですよね。クイーンの時代にあのライブが連日見られたら。

 片山 またそっち。パリと仁川のカジノに行ってきたボクからのリポートは。

 松井 パリ、いいですね~。伝統あるカジノの雰囲気に浸かってきました?

 片山 いや、近年のカジノの傾向通り、中華系の客が多くなったせいか、ドレスコードは緩くなってるんだ。

 松井 胸毛がはみ出したランニング姿でもいけるかな。

 片山 やめてくれ~、クイーンから離れてくれないと。ヨーロッパのカジノから取り入れたいことが来週になっちゃったよ。=続く

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