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暴走韓国をツケ上がらせた責任は日本にも

 韓国海軍の駆逐艦が、海上自衛隊P1哨戒機に火器管制用レーダーを照射した一件は、韓国が事実関係を否定し、「日本が謝罪せよ!」と理解不能な反発をしている。今さら事実を認めて日本に謝罪するくらいなら、「韓国は嘘つきで国際法を守らない」と世界中にバレた方がマシだと、文在寅(ムン・ジェイン)大統領や韓国海軍は考えているのではないか。

 私には、やはり文政権は「北朝鮮主導の南北統一」と「中華陣営入り」を果たすために、自由主義社会で孤立することを望んでいるとしか思えない。

 現在の日韓関係は、少なくとも1965年の日韓基本条約締結以降、「最悪の状態」といえる。ここまでこじれた原因は主として韓国にある。だが、戦後日本の不適切な「謝罪外交」にも大いに責任があると思う。

 超党派の日韓議員連盟は相変わらず日本政府に「大人の対応」を求めているようだ。過去の失敗から学べない愚か者の集団なのか。

 韓国が、日本のメンツを全力で潰しに来ているのに、「武士の情け」をかけようとしたり、「煽るな」と主張する日本人は、「外交オンチ」か「韓国の協力者」のいずれかだ。

 野党第一党たる立憲民主党の枝野幸男代表らが、この一件について、明確な発信をしないことがネット上で話題である。立憲民主党とその支持者には「打倒・安倍晋三政権」しか眼中になく、安全保障や日本の名誉の問題を是々非々で考えられないのだろうか。

 彼らが政権を担った時代があるのだから、日本人は韓国人を笑えない。もっとも、バラク・オバマ政権を8年間も維持させた米国人も、他国を笑えない。

 韓国は内政問題に対する国民の不満を外にそらすため、「反日」という“人種差別”を利用してきた。そして、日本政府は言われるままに「謝罪と賠償」を行って甘やかし、韓国を「反抗期の不良」のようにツケ上がらせた。

 昨今の最悪の日韓関係は、「未熟な反日依存症の韓国」と、「甘やかし続けたバカ親日本」の共同作業が生んだ代償だ。

 「日本は、韓国のバカ親」という例えに抵抗を覚える日本人は多いだろう。韓国を「日本の子供」に例えられて、怒り心頭の韓国人はもっと多そうだ。

 だが、日本は日清戦争に勝利し、韓国(大韓帝国)の独立を清に認めさせた国だ。独立国たる韓国の生みの親は日本だ。

 最近、私が非常に残念なのは、朝鮮半島に「ルールは守れ」「他人に迷惑を掛けるな」という日本と世界の常識が根付く前に、日韓併合が終わったことだ。統治があと20年長ければ、台湾のように「日本精神(リップンチェンシン)」が根付いていたかもしれない。

 韓国軍とともに朝鮮戦争とベトナム戦争を戦った米国は、日韓併合を終わらせた高い代償を支払った。3度目はゴメンだ。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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