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IR誘致本格化!大阪に続く候補地はどこ? 北海道初の誘致イベントに海外事業者も関心

★松井政就vs片山真新春対談(下) 

 片山真(ギャンブルライター) 年明け早々からIR誘致に動きがあったね。

 松井政就(作家) はい。米IR大手・MGMリゾーツ・インターナショナルのJ・ムーレン会長兼CEOが大阪府知事、市長を訪ねました。そこで「大阪が一番だ」と。

 片山 誘致レースでリードする大阪がさらに強力な後ろ盾を得た。

 松井 ぼくがこの連載でムーレン氏を単独インタビューしたのが2015年の春でした。日本の法整備があれだけ足踏みしたのに、よくぞ粘り強くついてきてくれました。

 片山 ズバリ、日本に賭けてたわけだ。続いて、札幌で『北海道IRショーケース』が開かれた。別掲のトピックスのとおり、海外IR事業者が7社も出展。しかも各社、だんだんと手の内を見せるようになってきた。当然、盛り上がるよね。

 松井 高橋はるみ北海道知事がこの夏に転身して、参議院選に出馬します。次の知事がIR誘致をどう考えるかで、方向がガラッと変わりますよ。

 片山 だからって、現時点で大阪、北海道より有力な候補地があるかい?

 松井 ヨ・コ・ハ・マですよ、横浜!

 片山 何言ってんの。長く横浜の港を仕切ってきた“ハマのドン”が「カジノ反対」に回ってること。これ、常識でしょ。

 松井 そこはカジノの世界。

 片山 ん?

 松井 ブラフです。ぼくはドンが一世一代のブラフをかましてると読んでます。カジノ抜きではIRが成り立たないこと、知らないわけないですから。

 片山 そうかなぁ? 残るは同じ首都圏の東京。まだ可能性は消えていないと思うんだが。

 松井 同感。小池都知事に以前のようなキレはないけど、新年のインタビューで「東京都ほど長年にわたってIRを研究しているところはない」と。

 片山 いざGOサインが出れば、やっぱり持ってるポテンシャルが違う。

 松井 ですね。東京の“直線一気”は要マークです。

 1月9、10日の2日間にわたって、『第1回北海道IRショーケース』が札幌市内のアクセスサッポロで開催された。

 北海道はIR誘致の有力エリアの一つで、なかでも苫小牧市が優先候補地としてあがっている。苫小牧市は新千歳空港から車で約15分と利便性で勝り、早くから住民説明を進めているアドバンテージがある。

 今回のショーケースは北海道では初めて行われたIRイベント。海外のIR事業者の関心度も高く、7社がそれぞれのプランをアピールした。

 「3000億円から5000億円を考えている」(ジム・アレン=ハードロック・インターナショナル会長)と投資予定額を明かしたり、写真のようにIR施設のイメージや手の内を具体的に見せるようになってきたのがこれまでのイベントとは違うところ。誘致レースの“ペース”がいよいよ上がってきたということだ。これからは各自治体、IR事業者の売り込みが間違いなくヒートアップしてくる。

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