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新橋「JDキャバ」盛況のワケ 働く女の子も安心の画期的システム

 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、そろそろ録画で見ようと思うこの頃、空いた日曜日の夜、何しようかとググったら、午後4時オープンの、キャバクラを発見。しかも激安、試しに行ってみました。

 場所はサラリーマンの聖地、東京・新橋。驚いたのは、日曜なのにエキサイトな店が、早い時間から営業をしていること。これは何なんだ?

 夕方6時に入ったAという店は、満員で待たされる。キャバクラで待つなんて、ここ10年経験してませんぜ。売りはJKならぬJD、つまり全員女子大生だと。中に通されて、学校名を聞くと、平気で校名を言ってくる。どこぞの雑誌が、女子大生企画で炎上したが、いまここにある現実は、なんなんだ!

 見た目も結構可愛くてこちらが「六本木で十分働けるよ」と言うや、「無理無理、だいたい六本木は夜遅いし、親バレするよ」とのたまう始末。

 女の子が安心のからくりはこうだ。土日4時、平日6時開店ゆえ、早番のコは10時ぐらいに帰れる。だから居酒屋でバイトと言っても、まず親バレはない。

 料金は安く、メールやライン会員になれば、1時間4000円ぐらい。そこに女のコのドリンクをあげても、6000円程度。六本木の4分の1の値段で飲めて、レベルもそこそこ。満足度高し。

 しかも税金・サービス料を一切取らない。カード払いも手数料なし。まさに明朗会計なのだ。

 これは画期的なシステムですよ。お客さんに通常は、店のコがメールやラインで、「会いたいな~お店に来て」と、誘うでしょ。ここは店が、「本日パンチラ祭りで、超ミニスカ嬢の太ももから~」って、この先は書けませんが、がんがん煽ってくる。次第に洗脳され、行きたくなるから、おそロシア~。

 新橋は腐っても港区ゆえ治安が良い。芸者がいた花街の名残で、色気もある。しかも最近は定時退社の“暇リーマン”ばっかり。だからガード下でオヤジが飲んでいる情報をテレビが流し、家族はひと安心だ。実はこっそり「JDキャバ」で、ハメを外しているオヤジが、結構いるのだ。

 客の回転も早く、大量に客が来るので儲かる。まさに「いきなりステーキ」ならぬ、「いきなりキャバクラ」商売の、成功例と言えますな。

 これは日曜日、4時から飲んで帰宅し、何食わぬ顔をして大河ドラマを見て、アリバイを作りましょうかね。

 ■木村和久(きむら・かずひさ) コラムニスト。本連載と日刊SPA!の連載をまとめた近著「50歳からのかろやか人生」(雷鳥社)が発売中。

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