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ロシア式の「年越し」教えるわ (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆様!

 新年を迎えて、早2カ月が経ちましたが、日本の皆様は、どのような年越しを送られましたか?

 日本のお正月という儀式は、私たちロシア人にとっては厳かで神秘的な感じがしますが、では、我が国はどうでしょう? という事で、今回は、ロシアの一般的な年越しのお話です。

 ロシアでは、ロシア革命(1918年)後にロシア正教のユリウス暦を使うことになり、クリスマスは12月25日から1月7日になりましたので、他の西洋諸国のクリスマス時期とは異なります。

 ですので、ほとんどの人々の冬の休暇は12月31日から1月10日前後までとなります。

 さて、年越しの12月31日には、昼間から沢山の友人や親戚が集まって食事の用意をします。

 誰もが好きな時間においしい食べ物をつまめるように沢山の料理をテーブルに置いておきます。

 その料理は大体決まっていて、「オリビエ」という、にんじんやじゃがいもや豆などをマヨネーズで混ぜたサラダと、「シューバを着たニシン」という、ニシンやビーツや野菜と沢山のマヨネーズを重ねた料理がメインです。

 そして、大人たちは、昼間からウォッカやワインを飲み、語り合い、子供たちはお菓子を食べながらテレビを観たりしています。

 この時ばかりは、毎年恒例のソビエト時代のコメディー映画や、何十回も観た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などのアメリカ映画が放映されていてもやっぱり観てしまいます(笑)

 そして夜も更け、夜の11時55分になると、プーチン大統領のスピーチ番組にテレビのチャンネルを合わせます。

 大統領はクレムリン宮殿を背景にして、今年あった出来事や来年の目標を語ります。

 その間、私たちはシャンパンを用意して、テーブルの周りに集まり大統領の演説を聞いています。

 そして、テレビカメラがクレムリン宮殿の時計を大写しにして、時計が12時を指すと、大統領は『あけましておめでとう!』と言い、テレビ画面いっぱいに映し出されたクレムリン宮殿の新年の鐘が鳴り、その後にロシア国歌が流れます。

 この鐘は12回鳴りますが、その間にやらなければならない儀式があります。

 それは、前もって用意しておいた自分の願い事を書いた紙を燃やして、その灰をシャンパンに入れて一気に飲み干す、という儀式です。

 この動作を鐘が鳴っている1分間の間に出来たならば、あなたの今年の願い事は叶うと言われています。

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