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予知能力があると噂されたアンナ

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆様!

 突然ですが、あなたは占いや霊能力を信じますか?

 ここロシアでは、占い師や霊能力者は依然として人気があり、彼らは特定の料金であらゆる種類のオカルトサービスを提供しています。

 人々は奇跡を求めて占い師から出る言葉に期待を寄せます。そして、そのほとんどは女性です。

 たとえば、女性が結婚したいと思っているのに、良い人に出会えない場合。又は、妻が夫に愛人がいると疑っている場合など、彼女達は精神的な助けを求めて、定期的に占いに出かけます。

 さらに、その占い師が当たらなかった場合、彼女達は別の占い師を探します。

 私は医学を専攻しておりますので、基本的にほとんどの非科学的な現象については懐疑的なのですが、本当に特殊な能力を持っているのではないか、と思える人もいます。

 今回の不思議なお話は、1990年代の南ウラル地方から始まります。

 当時、私の母の友人にアンナという、3人の子供を持つシングルマザーがいました。

 彼女はソビエト崩壊後から続いたロシアの最も厳しい90年代に、男性顔負けのようにクレーンオペレーターをしながら、家族を養っていました。

 このシングルマザー、アンナには予知能力があると、故郷の町の人々は噂していました。

 実際に、アンナはソビエト時代の、まだ子供が生まれる前の性別を知ることができない時代から妊娠中の友人の子供の性別を予測し、必ず当てていたそうです。

 そして、アンナの日々の生活の中で、仕事中や家事中、昼夜関係なく、突然彼女がムチに打たれたような動作をした時にだけ、彼女が過去に一度でも手を触れたことのある誰かのビジョンが見えたそうです。

 その予知能力は恐ろしいほど正確だったらしく、噂が噂を呼び、さらに当時のロシアの厳しい時代背景と相まって、町の多くの人々が、彼女に自分の未来を見てもらいたがりました。

 が、しかし、アンナは自分は霊能力者ではない、と宣言し、本当に精神的に助けを求めている人や友人だけにしか、その能力を使いませんでした。

 もちろん、彼女は相談者から一切お金を受け取らず、相談者の知りたい以上に見えてしまったビジョンについては絶対に話しませんでした。

 そして、アンナの周りで不思議な出来事は、さらに続いていきました。

 この続きは次回に…。

 では、ダフストレーチ(また会いましょう)!

■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルグの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザーTAMAKIと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。(crystalmint.info)

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