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ゴーン被告の作業服保釈 “最強チーム”が描いた茶番…労働者をバカにすんなや!

 いったい何やこのザマは。これがプライベートジェットで世界を飛び回っていたニッサン・ルノーの前会長の姿か?

 いや、ワシは何も、作業服姿の労働者風のナリを、エリートらしくないとか、みすぼらしい、と蔑んどるんとちゃうで。こんなことまでして、われわれカメラマンの目をくらまそうとした、その志がサイテーや、と怒っとるんや。

 ワシは、ベトナム(米朝首脳会談)で大物追いかけ回して帰国したばっかやったから現場、出んかったけど、報道カメラマンも随分なめられたもんや。刑務官も何やあのザマは、あんな茶番につきあって。それでも拳銃の所持も使用も認められた公務員か!

 今回この三文芝居の絵図描いたお調子もんこそ、「カミソリ」やの「無罪請負人」とまでちやほやされたあのヒロナカせんせ率いる“最強チーム”やて?

 ワシら業界人にとって、その名を知らんヤツはもぐりや。ワシの33年間のカメラマン人生で、ファインダーの中でとらえた悪党の横に、このせんせが入ってきたことが何度もある。悪党をせっかく塀の中に追い込んでも、このせんせが再びシャバへ戻したことも1度や2度やない。

 確かに裁判で判決が確定するまでは「推定無罪」が原則や。「疑わしきは被告人の利益に」なんて、キレイごとコイて…。実は目立ちたいだけやないの? 本人も認めとるフシあるやん。外国特派員協会の記者会見でも「カミソリの切れ味試したい」なんて、ちゃんと答えとるやん。

 確かによう“切れた”な。あの茶番のおかげで、ゴーン被告のイメージはズタズタや。

 「3戦3勝」やの自慢タラタラの“最強弁護団”のせんせ方…裁判はゲームとちゃうんや。

 そりゃあ、せんせ方の名前も売れて、弁護料も天井知らずやろけど、この依頼人、何千ものニッサン社員のクビ切って生活、奪っといて、オンドレは、プライベートジェットに、世界中の別荘、ベルサイユ宮殿での若い花嫁との披露宴や。

 何十億円もの年俸もろうてや。そのカネで、クビ切られ、路頭に迷うとった何百人もの元ニッサン社員の生活、救えたんとちゃうんか。元社員もあんな労働者をコケにしたカッコで「保釈」された姿見せられ、心穏やかなわけないやろ!

 庶民の暮らしなんか見たことないから、あんなしょうむないこと思いついたんや。労働者、バカにすんのもエエ加減にせえよ。

 福島せんせも枝野せんせもなんで国会で取り上げん? 同じ弁護士やろ。資本家は労働者階級の敵とちゃうんか? それで人権派やの、庶民の味方、騙(かた)るなよ。

 ■宮嶋茂樹(みやじま・しげき) 報道カメラマン。1961年、兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、「フライデー」専属カメラマンをへて、フリーになり、数々のスクープ写真を撮影。世界の戦場でも取材を行う。

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