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神様は一人だけではなかった!? 凄腕ディーラーが出す「出目」の法則性

★ 大人が少年に返る場所(5)

 2000年9月、ベラージオのディーラーが「赤」を23回続けて出した上、まるで手品のように同じ場所に玉を落とすなど偶然とは思えないような出目を連発した。

 ルーレットの出目はディーラーにかかっているので、彼らはいわば神様のような存在だが、この彼はまさに本物の「神様」のような気がした。

 やがて交代の時間となり、彼はテーブルを去っていった。名残惜しかったが、ぼくは次のディーラーに代わった後もゲームを続行した。

 その1ゲーム目。出たのは黒の「8」だった。それまで赤ばかりだったことを考えれば、スタートでいきなり黒が出たことで、やはり流れが変わってしまったのだと思った。

 ところがその後2ゲームを終えたとき、また何かが起こる気がした。「26」が二度続けて出たのである。色が赤ではないものの、同じ数字が連続して出るのは前のディーラーと同じ傾向だ。

 夢よもう一度というわけで、ぼくは「26」に近いエリアにダメモトで賭けた。すると玉は、その場所にストンと落ちた。【図1】は新しいディーラーが出した数字だ。

 赤と黒がほぼ半々に出ていて、強いていえば途中で赤が7連続しているのが目立つ程度。法則性のようなものは無さそうに見える。しかしこの出目に一つ手を加えると、全く違ったものが見えてくる。

 ■エリアに分割してみると…

 【図1】の出目の下に(1)から(4)まで色の異なる4本の線が引いてあるが、これは回転盤上の近いエリアにあることを意味している。わかりやすくするため、それらを回転盤上に置き換えてみよう。

 【図2】は回転盤全体を6つのエリアに分割して色分けしたものだ(※アメリカンルーレットの数字は全部で38個あるため、4つのエリアは6数字、2つのエリアは7数字となる)。

 【図1】で異なる色の下線を引いた数字は、その大部分がそれぞれ同じエリアに、ほぼ順番に、集中して出されていることがわかる。いち早く気づけば、たった6点前後でストレートを仕留めることが可能というわけだ。

 ■中央競馬でも奇跡の出目

 日本ではカジノがなじみがないので、こうした出目の話をしても、どこかファンタジーに聞こえがちだ。しかし日本にある既存のギャンブルでも、これとそっくりなことが起きている。その実例が先週の競馬であったのでご紹介したい。

 3月10日に行われた中京競馬では、1レースから5レースまでゼッケン番号(6)番の馬が毎回連対。1回休んで7レースでも連対した。

 馬という不確定要素がありながらも、こうしたことが起きるのだから、人間がディーラーをするカジノで起きても何の不思議もないだろう。(作家・松井政就)

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