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韓国・文大統領、国民から見限られ…「不支持」5割超 “従北・反日”政策も効果出ず!? (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、国民から見放されつつある。今週発表された世論調査で、文氏の支持率が過去最低、不支持率が初めて過半数となったのだ。米国と北朝鮮の「仲介者」を自任していた文氏だったが、2月の米朝首脳会談は決裂。国内の雇用対策も現地メディアに「雇用粉飾」と批判されている。政党支持率でも、文氏を批判する保守系野党が猛追している。「従北」「反日」政策も効果が出ない文氏は、徐々に追い込まれつつあるようだ。

 文氏が東南アジア歴訪中の14日、韓国の世論調査会社「リアルメーター」が衝撃的な数字を発表した。

 2017年に大統領就任した当初は10%台に過ぎなかった不支持率が、初めて50%を超え、50・1%となったのだ。かつて80%を超えていた支持率も、就任以来最低となる45%だった。支持率低迷の原因としてリアルメーターは、北朝鮮の非核化をめぐる政策への不信感を挙げている。

 2月27、28日にベトナムの首都ハノイで行われた米朝首脳会談は共同声明を採択できず、決裂という形で終わった。それは、米朝の「仲介役」を自任していた文氏の外交的失敗も意味した。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が提案した寧辺(ニョンビョン)の核施設廃棄について、文氏は「完全に廃棄されれば、非核化は逆戻りできない段階に入る」と高く評価していた。ところが、ドナルド・トランプ米大統領は寧辺以外の核施設の査察や廃棄も求め、文氏はハシゴを外された。

 以前から、「従北」姿勢が目立っていた文氏は、国際的にも恥をさらしている。

 今月、公表された国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会の専門家パネルの報告書に、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で昨年9月、文氏と正恩氏がベンツに同乗し、サンルーフから身を乗り出して満面の笑顔で市民に手を振る写真が掲載された。

 文氏と正恩氏の乗ったベンツの写真は、制裁違反の対象となる「贅沢品」として例示されたものだった。

 韓国紙、朝鮮日報(日本語版)は14日、《南北首脳リムジン同乗写真、安保理は韓国政府の削除要請を拒否》という見出しの記事を報じた。

 記事によると、韓国政府は1月に報告書の草案が作成された際、問題の写真が掲載されることを知り、阻止するための外交に全力を挙げたが、聞き入れられなかった。

 同紙は国連勤務経験を持つ外交官やOBらの、「国として非常に恥ずかしいことだ」「写真が報告書に掲載されてしまうと、国際社会から『韓国は制裁違反の共犯』と認識される恐れがある」との意見も掲載した。

 経済政策でも文政権は批判を浴びている。

 韓国統計庁が発表した2月の雇用動向で、就業者数が前年同月比で26万3000人増えたのだが、問題はその内容だ。

 中央日報(日本語版)は社説で、「26万人規模の高齢者雇用事業を早期施行し1月には失業者に含められていた高齢求職者が大挙就業者に変わった影響だ」と指摘した。

 つまり、「26万人規模の雇用事業」がなければ、就業者数はほぼ増加しなかったことになる。しかも、増えたのは60歳以上で、働き盛りの30、40歳代は減少となっていたのだ。

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