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韓国財界&芸能界に広がる“薬物汚染” 今度は「ミルク姫」逮捕 背景に「やりたい放題」の特権層…性接待の闇も

 韓国の財閥一族の不祥事といえば、大韓航空の「ナッツ姫」が有名だが、今度は「ミルク姫」が麻薬事件で逮捕され、元交際相手の男性アイドルグループメンバーの名前も浮上して騒動が拡大している。財閥3世や芸能人の薬物事案が相次ぐ背景には、韓国の「特権層」の癒着の構図があるという。

 朝鮮日報(日本語版)などによると、麻薬使用の疑いで逮捕されたのは、韓国大手食品メーカー「南陽(ナムヤン)乳業」の創業者の孫娘、ファン・ハナ容疑者(31)。ファン容疑者は、人気ブロガーでSNSでも積極的に発信していることで知られる。

 今月に入って、財閥「SK」グループ創業者の30代の孫が麻薬使用の疑いで逮捕されたほか、「現代(ヒュンダイ)」グループ創業者の20代の孫も麻薬使用の容疑で捜査を受けているとも韓国メディアは報じた。

 韓国事情に精通するライターの高月靖氏は「財閥の子女は特権層として罪を犯しても摘発されないという意識が強く、ファン容疑者も警察幹部との関係を自慢していたとの話もある。薬物に手を出した財閥3世は、海外留学の経験者が多いともいわれている」と解説する。

 財閥3世の不祥事が相次ぐなか、“ミルク姫”ことファン容疑者の事件がひときわ大きな騒動となっているのは、逮捕状審査の際に、「芸能人の知人に麻薬を勧められ、使うようになった」と陳述したためだ。「私が眠っている間に強制的に投薬されたこともある」とも話したという。

 その芸能人として名前が出たのが「JYJ」のメンバーで、俳優のパク・ユチョン(32)だった。かつてファン容疑者と交際していたパクは10日、緊急記者会見を開いて「決して麻薬を使っていない」と関与を否定する事態となった。

 韓国芸能界にも薬物汚染は広がっている。17年7月に5人組アイドルグループ「BIGBANG」の元メンバーが麻薬管理法違反で有罪判決を受けた。18年12月には、麻薬投薬容疑で実刑を受けていたアイドルグループ「男女共学」の元メンバーが出所直後、再び薬物犯罪に手を染めたケースもある。

 前出の高月氏は「財界と芸能界の関わりは深い」と話す。「VIP同士の交流を通じて結婚する例も多い。いずれもクラブや、ホステスのつくVIP専用ルームの常連で、麻薬の温床になっているとの指摘もある」

 韓国では、財閥関係者が若手女優らを政界関係者に差し出し、“性接待”させるという闇の部分も明らかになっている。

 青年層の雇用悪化が深刻な問題となるなかで、やりたい放題の特権層に「世論は非常に憤っている状況だ」と高月氏。

 こうした怒りの矛先を「反日」にそらすのは歴代政権の常套手段だから要注意だ。

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