zakzak

記事詳細

大阪ダブル選勝利! 有権者が「都構想の真実」を理解してくれた 大阪12区補選はチャレンジャーで

 大阪府知事、大阪市長の「ダブル選挙」以降、初めての連載なので、改めて読者と有権者の方々に、ご報告とお礼をさせてほしい。われわれは「大阪都構想」を掲げて、市長には私(松井一郎前府知事=大阪維新の会代表)が、府知事には吉村洋文氏(前市長=同政調会長)が初当選することができた。心から感謝したい。

 7日夜の開票直後に2人そろって「当確」が出たが、正直、厳しい選挙だった。選挙戦が始まった直後の世論調査では、私は自民党推薦候補に負けていた。自民党も「市長選は勝てる」と思っていたはずだ。

 それが逆転できたのは、多くの有権者が「都構想の真実」を理解してくれたからだろう。

 都構想とは、府と市の二重行政を根絶し、「スリムで筋肉質の行政・議会」をつくり、大阪を再生させるものだ。橋下徹前大阪市長を中心に2010年4月に立ち上げた大阪維新の会の「1丁目1番地」である。

 私が府知事となった11年末以降、府知事と市長が一致協力する「バーチャル大阪都」が実現した。橋下氏から吉村氏に市長をバトンタッチしても続けてきた。

 この結果、天下りの根絶をはじめ、「なにわ筋線」の建設合意や、6月のG20(20カ国・地域)大阪首脳会議と25年大阪万博の誘致成功など、具体的成果を積み上げてきた。大阪に活気が戻ってきた。

 選挙戦では、都構想の必要性を地道に訴え、「現在の大阪と、10年前の大阪、どちらがいいか?」と問いかけた。賢明な有権者は、府と市が対立し、いがみ合っていた「過去の大阪には戻さない」と判断してくれた。「都構想の必要性=改革の続行」に一票を投じてくれたのだと思う。

 今回のダブル選挙でハッキリしたのは、「既得権を死守するための共闘・野合」や、「対案もなく改革に反対するだけ政党・候補」は支持されないということだ。国政では自民党と激しく対立している立憲民主党や国民民主党、共産党などが、自民党推薦候補を自主支援していたが、「有権者をナメたらアカン」ということではないか。

 私と吉村氏は今後、「都構想実現」のために全力を尽くしていく。大阪維新は府議会では単独過半数を獲得したが、市議選では過半数にわずかに届かなかった。「大阪の未来のため」に、自民党、公明党から共産党まで協力を求めていきたい。少子高齢化社会が顕在化するなか、大阪だけではなく、全国の自治体が、これまでの行政・議会では乗り切れない。改革が不可欠なのだ。

 さて現在、衆院大阪12区補選(寝屋川市など)が行われている。情勢調査では、日本維新の会の新人が他の3候補をややリードしているというが、自民党は国政では甘くない。これから総力戦を仕掛けてくるはずだ。われわれ維新は「改革政党」として、最後までチャレンジャーとして臨む。(大阪市長、日本維新の会代表・松井一郎)

関連ニュース

アクセスランキング