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「2億円記載漏れ」堺市長、辞職だけですむのか くすぶる私的流用疑惑

 堺市の竹山修身市長が、やっと辞職願を市議会議長に提出した。後援会や資金管理団体などの報告書に多数の記載漏れが発覚し、修正総額は何と計約2億3400万円に膨らんでいた。ただ、私的流用疑惑はまったく解明されておらず、捜査当局に期待する声が高まっている。

 「これ以上、市政を混乱させられない」「市民に不信感を与え、市政への信頼を失墜した。深くおわび申し上げる」

 竹山氏は22日の記者会見で、こう語った。

 最初に問題が発覚したのは2月。竹山氏の後援会が2017年、外部の政治団体から受け取った寄付金615万円の未記載が見つかった。以降、政治資金パーティー収入の記載漏れや、領収書の未添付などが相次いだ。

 3度目の修正時に、竹山氏は「領収書は100%確保した」と強調したが、3日後の18日には、再点検結果として提出した17年の報告書に二重計上が見つかり、有権者の信頼を失った。

 竹山氏の辞職は、26日の市議会本会議で承認される見通し。市選挙管理委員会によると、議長から22日に市長辞職の通知があったため、公選法の規定で、6月11日までに市長選が行われる。

 「大阪都構想」などをめぐって竹山氏と対立してきた大阪維新の会は候補を擁立する方針。17年の市長選で竹山氏を推薦した自民党などの対応が焦点となる。

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