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国民民主党、合計支持率が「半分」に… 結党1年、自由党との合併は失敗か

 国民民主党は7日、結党1周年を迎えた。4月には「政界の壊し屋」こと小沢一郎氏率いる自由党を吸収合併したが、政党支持率は1%にも届かず、合併の効果がすぐ表れることはなかった。野党第一党の立憲民主党が左派色を強めるなか、玉木雄一郎代表は「政策提案型の野党」を目指しているが、安全保障問題などでは党内の意見集約などに苦労している。

 「国民から信頼され、政権の選択肢と認められる政治勢力の結集へ努力を重ねていく」

 玉木氏は7日、こんな談話を発表した。

 1年前の結党大会では、「自民党に代わる政党をつくる第一歩だ!」と意気軒高だったが、党勢は思うように伸びず、離党者も相次いだ。所属議員は結党時の62人から57人に減った。共産党との人脈もある小沢自由党との合併という「劇薬」(国民民主党幹部)で野党勢力をまとめようとしたが、世論は冷めていたようだ。

 共同通信社の世論調査で、4月の合併前の国民民主党の支持率は1・6%、自由党は0・3%だったが、今月1、2両日に実施した調査では0・9%と、合計支持率の約半分まで急落してしまった。

 玉木氏は周辺に「(低支持率は)誤差の範囲だ。わが党は低年齢層の支持が強いが、うまく反映されなかったのではないか」と語ったが、あまりに楽観的ではないか。

 政治評論家の伊藤達美氏は「小沢氏との合併が裏目に出ることは、当初から分かっていたことだ。玉木氏は憲法記念日の3日、護憲派の集会に出席していたが、それでは保守層が逃げる。状況判断ができていない。目先の動きに右往左往せず、自民党と左派野党の間の中道右派の支持層をいかにつかむのか、5年、10年先を見ながら行動すべきだ」と語った。

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