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米「追加関税25%」表明で習政権“崖っぷち” トランプ政権“本丸”に中国の「覇権狙い」か 石平氏「『進むも地獄、止まるも地獄』の状況」 (2/2ページ)

 米国内ではトランプ氏に追い風が吹いている。対中強硬姿勢について、野党民主党のシューマー上院総務が「中国に屈するな」と応援ツイートした。失業率が低下するなど経済は好調で、米世論調査会社ギャラップによると、トランプ氏の支持率が46%となり、ギャラップによる大統領就任以来の調査で最高を記録した。

 貿易問題では米国と協議中で対立点も少なくない日本だが、対中戦略では共同歩調を取っている。昨年9月の日米共同声明では、中国を名指しこそしなかったものの、知財の収奪や強制的技術移転、貿易歪曲的な産業補助金、国有企業による不公正な貿易慣行などの問題を列挙した。

 追い詰められた習政権。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国国内は保守派が「米国に譲りすぎるな」と声を上げ、交渉団トップの劉鶴副首相らに対する風当たりも強い。

 今後の見通しについて評論家の石平氏は「関税引き上げに至るのではないか。中国側は部分的な妥協策を考えるだろうが、全面的に降伏すれば習氏のメンツが保たれず、米国に屈した指導者として歴史に残る。プライドを保てば中国経済がつぶれ、習氏の責任が問われる。『進むも地獄、止まるも地獄』の状況だ」と語った。

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