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“ポスト安倍”占う「菅氏の訪米」 異例の外交デビューを果たす狙いとは (2/2ページ)

 とりわけ金融政策について、自民党は軽視してきたが、菅氏は安倍首相とともに早くから金融緩和の重要性に着目した1人である。菅氏は官僚を動かすのに豪腕も発揮した。菅氏が官房長官として主導した順送り人事の差し替えや、他省庁とのクロス人事もいまでは普通になった。

 米国も、菅氏を有力な安倍後継候補とみているようだ。

 ドナルド・トランプ政権ナンバー2のペンス氏が会うのは、その証拠だろう。日本のナンバー2は本来、麻生太郎副総理兼財務相であるからだ。ペンス氏をはじめ米国が菅氏をどうもてなすかは、「ポスト安倍」の行方を占う意味でも大注目である。

 ■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務める。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。最新刊に『明日の日本を予測する技術』(講談社+α新書)がある。

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