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ベガスは家族連れで楽しめるアトラクションがズラリ!

★(7)IRのエンタメ力が待ち切れない!

 トップスターによるショーや「シルク・ドゥ・ソレイユ」、ハイレベルなマジックなどとともに、ラスベガスに多くの人を集めるようになったコンテンツが、ここでしか見ることのできないアトラクションの数々だ。

 特に89年にオープンしたカジノホテル「ザ・ミラージュ」は、それまでのアトラクションのイメージをガラッと変えた。ホテルの前庭に造られた火山が毎晩何回も火柱を上げる噴火ショーを、ストリップ大通りを歩く人たちに無料で公開したのだ。

 ド派手なショーをタダで見ることができるのだから、お得感はいっぱい。家族連れが足を止め、ショーが一段落すれば南国をテーマにしたホテルの中に吸い込まれていく…。約10年ほどは、ここがベガスの必見スポットとして君臨した。

 それに取って代わったのが、いまやベガスを紹介する写真や映像に必ず登場する、ベラージオホテル前のビッグな噴水ショーだ。

 イタリアのリゾート地・コモ湖をイメージした人造湖で、水がダンスを踊っているかのようなショーが繰り広げられる。開業は98年。以降、20年以上も、ベガスのホットスポットとして不動の人気を誇っている。2001年公開のアクション映画『オーシャンズ11』では、ここが心に残るラストシーンの舞台となった。

 噴水ショーはIRと相性がいいのかもしれない。ウィン・リゾーツはラスベガスだけでなく、マカオに進出した2つのホテルでも、人工池での美しい噴水ショーを展開している。先発は06年開業のウィン・マカオで、16年にはコタイ地区にウィン・パレスをオープン。こちらは池の周囲を回る無料のロープウエー・ライドのオマケ付きだ。

 ショッピングをしながらショーを楽しむといった、一粒で2度おいしいシチュエーションもIRにはある。

 シーザーズパレスに併設されているショッピングモール「フォーラム・ショップス」は、ホテルと同様に古代ローマ帝国をモチーフにした内装で、約6万3000平方メートルの広さに160の店舗やレストランが立ち並ぶ。ゆったりとした通路は吹き抜けで、天井には空が描かれている。東京・お台場のヴィーナスフォートはこれを摸してつくられた。

 フォーラム・ショップスにも噴水が設けられた人工池があり、そこでは水と炎と映像をマッチングさせた「アトランティス・ショー」が行われる。もちろん、無料のアトラクション。家族で楽しめること請け合いだ。

 

 日本版IRの集客力もファミリー層が足を向けることで、グーンと伸びる。例えば“まずは見てみたい”と思える、ランドマーク的な建築物を中心に据えてもいいだろう。その周囲をテーマパークに負けないアトラクションで固めれば、家族連れが集まってくる。

 何度も書いてきたとおり、IR成功のカギは、カジノ(全体面積の3%が上限)以外の97%の部分が握っているのだ。(ギャンブルライター・片山真)

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