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気管支炎で入院 肺炎にならなくて本当によかった

 4月に体調不良で入院したんだ。診断結果は肺炎一歩手前の気管支炎。体調が回復してきたと感じたら主治医と話をして、ボクのことを待っている高須クリニックの患者さんのために病院を飛び出した。

 退院したいときは自分で主治医に申し出て許可をもらっている。場合によっては、「安静にしていてください」といわれていたとしても、自分の判断で出ることもある。ボクも長年医者をやってきているし、年齢も年齢だから、それくらいの判断は自分の責任でやらせてくれということだ。

 がん治療の方は現在でも続いている。今はがんを押さえ込んでいる状態。ただ慢性病みたいな物で体が弱るとまた悪さをしてくるから、これからも経過を見ていくことになる。

 おかげさまで今はとくにこれといった自覚症状はない。ちょっと体重が増えたくらいだ。体を動かす機会は減ったけど食べる量が変わらないからだね。服のサイズが合わなくなってきたよ。

 病院の検査で自分が納得できないときは、検査結果の裏付けのために高須病院で再検査することもある。最新式の設備がそろっているし、大学病院と違って田舎の病院だから、検査もスムーズに進むんだ。やってみて一緒ならやらないけど、古い設備と新しいものとでは、撮影した画像のクオリティーなどで明らかな違いが出てくるんだ。昔の携帯と最新式のスマートフォンでは、カメラの画素数が違うでしょ。

 まあ、今回の入院を通して、肺炎にならなくて本当によかったと実感している。高齢者にとって最も気をつけなければいけない病気の一つだからね。がん患者でも肺炎で亡くなる人は多いんだ。

 高齢になって体が弱くなると、まず転倒で骨折して寝たきりになり、ちょっと認知症も入ってきて体を動かす機会も減っていって、肺炎を患ってしまうと回復しないまま死にいたるケースが多い。だから、高齢者はまずは「転ばないこと」、そして「風邪をこじらせないこと」が何より大事なんだ。

 口腔(こうくう)ケアも忘れちゃいけないよ。認知症になってくると、歯みがきがおろそかになってくるから、口の中で細菌が繁殖してしまって、誤嚥性肺炎のリスクを高めるんだ。

 これから気温が高くなって夏になると、熱中症も要注意だ。ただこれはクーラーのある環境で過ごすようにしてこまめに水分補給すれば問題ない。それよりもまずは、転倒に気をつけて!

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。著書多数、最新刊は「大炎上」(扶桑社新書)。

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