zakzak

記事詳細

屋久島で記録的な大雨 なぜ314人は孤立したのか、一歩間違えば大惨事

 なぜ314人は孤立することになったのか。鹿児島県屋久島町の局地的な大雨で、世界自然遺産・屋久島の登山者ら計314人が孤立状態で一夜を明かした。19日には全員が無事下山したが、一歩間違えば大惨事となっていたかもしれない。

 孤立が生じたのは18日午後で、屋久島の東部から観光名所「縄文杉」に向かう県道を中心に、冠水や陥没、土砂崩れが発生。登山者らを運ぶバスをはじめ、10台超が立ち往生。人々は車内や山小屋にとどまったり、屋外で雨にぬれたりしながら夜を明かした。

 気象庁は18日夕、屋久島で1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとして「記録的短時間大雨情報」を発表。町では、降り始めから19日午後2時までの雨量が456ミリを超えた地域もあった。

 屋久島登山では警報が発令されたときはツアーが実施されることはないが、今回警報が発令されたのは18日午後。縄文杉などをめぐるツアーは往復で10時間近くかかることもあり、早朝から多くのツアーが出発していた状況だった。

アクセスランキング