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「ゲーム障害」中高年も危ない! WHOが新依存症に追加 精神科医がアドバイス「物語が完結するタイプがいい」

 身近な娯楽にも思わぬ落とし穴だ。世界保健機関(WHO)が、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を新たな依存症に加えたのだ。スマートフォンやタブレット端末の普及もあって、ゲーム依存は世界各地で問題化されているという。専門家は「どんな年代でもゲーム障害になる可能性はある」というが、どうすれば予防できるのか。

 日常生活よりゲームを優先し、健康を損なうなどの問題が生じても続けてしまうというゲーム障害。「ゲームを止めたくても止められずに夜も眠れず、仕事中に眠くなったり、学校での成績が落ち始めたら、ゲーム障害を疑うべきだ」と指摘するのはゆうメンタルクリニックグループ理事長で、「マンガでわかる心療内科」の原作者としても知られる精神科医のゆうきゆう氏だ。

 治療法はあるのか。「一番の治療は、スマホならアプリを消してしまうなどゲームを完全に止めてしまうことだ。アルコールなどの依存症と同じで“少しだけ”という考えではなかなか依存から抜けられない。いきなり止めるのは難しいので、医師に相談したりゲームのプレー時間を記録してみるといいだろう」と前出のゆうき氏。

 「昔のように家でテレビゲームをするだけでなく、外出先でも手軽にゲームができることが依存が広がる背景のひとつ」とみるゆうき氏は、予防法について「日常生活で家族や友人などの人間関係を多く築くことや、ほかの趣味を増やすことで、ゲームだけに依存しない生活を送ることも効果的だろう」と話す。

 さらに、「どうしてもゲームが好きなら、物語が完結するタイプを選ぶのがいいだろう。一度完結させたゲームには興味を持たなくなる人が多いからだ。逆にスマホアプリなどで多い完結しないゲームだと、いつまでもプレーを続けてしまうので要注意だ」という。

 ついつい長く続けてしまうゲームだが、ほかの楽しみも増やして健全にプレーしていきたいところだ。

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