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“暴言”丸山穂高議員と“差別発言”長谷川豊氏は早くケジメを! 維新と公明は「都構想」合意で弾み

 わが党に所属していた丸山穂高衆院議員と、夏の参院選の比例代表候補として擁立予定だったフリーアナウンサーの長谷川豊氏に関する、暴言問題がくすぶっている。いずれも社会人として許されない発言である。関係者のみなさんを傷つけ、問題解決に努力してこられた方々の努力を踏みにじったことに、党代表として改めておわびしたい。

 まず、丸山氏は、公務で北方領土へのビザなし交流訪問団に同行した際、酒に酔ってさまざまな暴言を吐いた。戦争で取り返すことの是非に言及したことも、女性に関する発言もとても考えられない。党紀委員会は最も重い除名処分にしたが、当然のことだと思う。

 私は、彼を人間として全否定するつもりはない。最初は頭でっかちで、とんがっていた部分もあった。だが、最近では、党勢拡大のために目立たない部分で努力する姿勢も見られた。鋭い国会質問もあった。

 問題は酒との付き合い方だ。丸山氏は、事務所を通じて「2カ月の休養が必要」という診断書を衆院に出した。彼はまだ35歳だ。これからの人生を考えて、早く議員としてケジメを付けて、専門家と相談してほしい。

 長谷川氏の差別を助長するような発言は、かばう余地がない。人権問題を分かっておらず、歴史的経緯も理解していない。持ち回りの常任役員会で、取り急ぎ、公認停止にしたが、この状況では選挙で何を訴えても聞いてもらえない。長谷川氏も自らケジメを付けるべきだろう。

 さて、4月の「大阪ダブル選挙」で維新が圧勝したことを受け、公明党が「大阪都構想賛成」に大きくかじを切った。私と公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆院議員は25日、市を廃止して特別区を設置する「大阪都構想」をめぐって協議し、今後1年をメドに制度案(協定書)を作成し、速やかに住民投票を実施することで合意したのだ。

 私は協議にあたって、「都構想への立ち位置を明確にしてほしい」と申し入れた。佐藤氏は、ダブル選での維新圧勝という民意を受けて、「賛成の立場から議論させていただきたい」と明言した。公明党は「特別区設置のコストを最小限に抑える」などの4項目を提示した。完全に合意できる中身といえる。

 大阪都構想は、府と市の二重行政を根絶し、「スリムで筋肉質の行政・議会」をつくり、強い大阪を復活させるものだ。日本が人口減少社会に突入したなか、現状の「東京の一極集中」ではリスクが高い。日本の成長を引っ張るには、二極、三極があった方がいい。

 維新と公明は「大阪から日本を変える」という共通意識を持って、スピード感を持って、改革を進めていきたい。(大阪市長、日本維新の会代表・松井一郎)

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