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「高齢ドライバー」事故防止に政府が検討 75歳以上限定免許

 深刻な影を落とす高齢ドライバーの自動車暴走事故。歩行者や別の運転手が巻き添えになるなど相次ぐ重大事件を受け、高齢者向けの新運転免許が検討されているという。痛ましい事故を抑制できるか注目される。

 政府は、高齢の運転者向けの免許制度の創設を今月下旬に閣議決定する成長戦略に盛り込む。自動ブレーキなどの安全機能が付いた自動車のみを運転できるようにする制度を想定。免許更新時に認知機能検査が必要な75歳以上を対象とする方向。一律に義務付けるのは困難との見方もあり、具体的な制度設計は今後詰める。

 警察庁によると、75歳以上のドライバーが過失の最も重い「第1当事者」となった死亡事故は2018年に460件発生。今年4月には、東京都豊島区東池袋で旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)の車が暴走し、母子が死亡したほか、6月には、福岡市早良区で81歳男性の運転する車が交差点に突入して9人が死傷。いずれの事故も、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因の可能性が指摘されている。

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