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参院選、維新は東京・神奈川で初の議席獲得! 改革姿勢が認められ大躍進、憲法審査会を開催すべきだ

 今回の参院選で、わが日本維新の会は、地元の大阪選挙区や兵庫選挙区に加え、初めて東京選挙区と神奈川選挙区でも議席を獲得できた。「選挙区5、比例代表5」の10議席を得て、公示前の7議席を上回った。応援していただいた有権者の方々には、心から感謝を申し上げたい。

 維新として3回目の参院選だが、これまでは「本当に改革なんてできるの?」とか、「大阪・関西だけのローカルパーティー(政党)でしょ」という反応だったが、今回は違った。関東でも熱心に話を聞いてもらえた。

 わが党は、まず議員自身が「身を切る改革」を実行し、行政の緩みにメスを入れて、借金だらけだった大阪の財政を立て直してきた。役人の天下り先をゼロにして、増税しないで高校の授業料や保育料の無償化を実現した。2025年大阪万博の誘致にも成功した。

 納税者目線の改革を進めてきた実績が少しずつ広まり、東京や神奈川での議席につながったと思う。維新の国会議員は歳費の2割を被災地に寄付している。すでに1億円を突破した。「何でも反対」の左派野党とは違い、「維新=言ったことはやる」というイメージを持っていただけたとすればうれしい。

 今回の参院選では、北海道・沖縄開発庁長官や、内閣官房副長官などを歴任した鈴木宗男氏が、維新の比例代表で当選した。衆院当選8期というベテランである。

 維新は、財政や福祉、医療、教育、環境といった内政ではさまざまな改革アイデアを持っているが、外交については経験不足のところがあった。鈴木氏は、政界全体でも外交経験が極めて豊富な政治家であり、わが党の足らざるを補う人物といえる。

 「北方領土問題を動かしたい」「元島民の方々が元気なうちにやる」「(参院議員の任期である)6年間で結果を出す」「一兵卒でやる」と鈴木氏は言っており、大いに期待したい。外交には当然、政府・与党との連携が必要だ。日本のためになるなら、わが党は協力していきたい。

 憲法改正についても、わが党は「大いに議論すべし」という意見だ。

 この2年間、憲法審査会は本格的な議論をしていない。改憲に反対する左派政党に配慮しているようだが、会議さえ開かないのは異常だ。国民から見れば、「国会議員の職務怠慢」「職場放棄」と映るだろう。

 自民党は毅然(きぜん)として憲法審査会を開催すべきである。改憲に反対の左派野党が欠席すれば、国民の厳しい批判を浴びるはずだ。

 わが党は審査会で「教育の無償化」「憲法裁判所の設置」「地方分権」の3案をテーブルに乗せる。自民党が「憲法9条への自衛隊明記」案を出せば、審査会で真正面から議論していく。それが民主主義だ。(大阪市長、日本維新の会代表・松井一郎)

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