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ロシアの座敷わらし ドモヴォイは精霊か幽霊か

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆様!

 先日、私は日本に関する神秘的な伝説の中で、家の精霊である座敷わらしの存在を知り、ロシアでも昔から言い伝えられている精霊ドモヴォイと、10年ほど前に叔母家族の身に起こった奇妙な体験を思い出しました。

 家や家族を守る精霊であるドモヴォイは各家庭にいるとされ、暖炉の下や玄関に住んでいると言われています。

 そして、ドモヴォイの存在を信じる人々は、彼らが大きな目と体中にふわふわした体毛を持つ、毛深い小人の老人のようにも見えると言います。時にはそれは猫を含む様々な動物に変身することがある、とも言われています。

 さて、叔母家族の身に起こった奇妙な体験とは、当時南ウラルの小さな町に住んでいた彼らが、町外れの一軒家に引っ越したことから始まりました。

 その家は、森の中に立つバーニャ(ロシア式サウナ)付きの古い木造家屋でした。

 そして、叔母家族が新居に慣れた数か月後のある日、夜中に突然の騒音で彼らは目を覚ましました。騒音はリビングルームの方から聞こえてきて、誰かが何かを引っ掻くような音と、静電気のような音がしばらく続きました。

 その時は、叔母の夫が電気をつけてリビングルームに向かうと騒音は消えました。

 その数日後の夜中には、突然、今度は誰かが台所で料理をしているような音がしました。翌朝、叔母は台所で2枚の割れた皿を発見しましたが、その皿は閉められた食器棚の中に保管されていたので、勝手に落ちることはありえませんでした。

 その後も、冷蔵庫の位置が勝手に50センチほど動かされていたり、大きな椅子が勝手に玄関近くに移動していた、などの奇妙な出来事が続き、叔母の幼い娘は得体の知れない恐怖のあまり、もう自分の部屋で一人で眠ることができませんでした。

 そんなある日、叔母が買い物帰りに荷物を両手いっぱいに持ったまま玄関の鍵を開けた時、彼女は何かにつまずいて倒れてしまいました。

 その時、彼女は猫のようなふわふわした体毛に足が引っ掛かったような感じがしましたが、床には何もありませんでした。

 結局、その出来事が叔母家族の我慢の限界でした。彼らはすぐに別の住居を見つけてその家から引っ越したそうです。

 これらの現象は、その家に住み着いていたドモヴォイのイタズラだったのでしょうか?

 それとも以前の住民の幽霊!?

 信じるか信じないかは、あなた次第です(笑)。

 では、ダフストレーチ(また会いましょう)!

 ■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルクの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザーTAMAKIと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。

Instagram : https://www.instagram.com/crystalmintmusic/

Website : https://crystalmint.info/

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