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国民民主党議員が激怒! 野党共同会派に不満噴出「政策など、きちんと交渉してほしい」

 立憲民主党と、国民民主党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」の3党派は、衆参両院での新会派結成で最終合意したが、政策的な違いや、選挙でのしこりは解消されていない。会派結成に強い不満を抱える国民民主党の参院議員が激白した。

 「われわれは名称や人事でこだわっているわけではない。政策などについて、きちんと交渉してほしいだけだ」

 国民のA議員はこう激怒した。

 野党3党派は19日、来月4日召集の臨時国会から共同会派を結成することに合意した。新会派名は、衆院が「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」、参院が社民党を入れて「立憲・国民.新緑風会・社民」だ。

 参院側については、当初から「国民は、立憲より会派名が後になることを嫌がっている」「立憲は、会派の役員を総取りしたいが、国民は幹事長ポストを取りたい」などと報じられた。

 前出のA議員は「それは事実ではない」と否定し、「われわれは、『新会派を結成する際、政策で合意できる点と、できない点を明らかにすべきだ』と訴えていた」と言い切った。

 A議員らは、参院選のトラウマも懸念する。

 国民は、北海道、東京、埼玉、神奈川といった選挙区で、立憲と競合して敗退した。比例区では、19万票以上を集めた電機連合組織内候補が落選した。選挙総括の両院議員懇談会では、「あいつら(立憲)は敵だ!」という声が出たほど恨みは激しい。国民の玉木雄一郎代表らは、参院側の気持ちを理解していないというのだ。

 説明遅れも不信に加速をかける。

 立憲は19日夕方に両院議員総会を開き、福山哲郎幹事長が全議員に共同会派結成を報告した。

 ところが、国民では同日午後4時ごろ、「第一回会派運営協議会 合意事項」というメールが、所属議員の各事務所に送られただけだ。参院議員総会や両院議員総会が開かれるのは、連休明けの25日という。

 荒れるのは必至。前途多難は間違いない。(ジャーナリスト・安積明子)

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