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大村知事は「即位の礼」参列を辞退すべきだ ツイッターで意見を述べたらブロック、「表現の自由」どこへ?

 昭和天皇の写真をバーナーで燃やし、その灰を踏み付ける映像作品などを企画展「表現の不自由展・その後」で展示した、国際芸術展「あいちトリエンナーレ」が14日、閉幕した。

 公共施設で税金を投入しての公開を認めた実行委員会会長で愛知県の大村秀章知事に対し、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」(22日)への参列辞退を求める声がある。当然だと思う。

 問題の企画展は、会場の安全確保を理由に8月上旬、開幕から3日で公開中止になった。脅迫やテロ予告は決して許される行為ではないが、公開反対を求める声が数多く寄せられたのは事実だ。

 昭和天皇に関する映像作品について、親戚である作家の竹田恒泰氏は「昭和天皇を侮辱し、名誉を毀損(きそん)する」「私は深く傷ついた。皇族方の多くも同じように傷ついたに違いない」とツイッターで発信している。企画展には、慰安婦像とされる少女像や、英霊を冒涜(ぼうとく)するように感じるオブジェもあったという。

 米国で、英霊を侮辱するような美術作品が展示されたら、退役軍人たちが黙っていないだろう。

 大村知事は憲法第21条の「表現の自由」を掲げて、芸術展閉幕まで1週間しかないにも関わらず、企画展の再開を認めた。「表現の自由」で何でも許されるのであれば、他国の元首を侮辱したり、児童ポルノ映像、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)による斬首映像なども、作品として展示するのか。

 企画展は再開後、入場が制限されたうえ、撮影禁止、SNSに投稿しない同意書への署名が求められたという。大村知事のツイッターに意見を述べたところ、ブロックされたと主張するコメントも多数みられる。事実なら、一般の人々の「言論の自由」「表現の自由」はどこへいったのか。

 芸術祭の実行委員会会長代行である名古屋市の河村たかし市長は、企画展の再開に反対していた。会場前で抗議活動を行い、開催費用の市負担金も保留にした。大村氏は実行委員会会長として、企画展再開に向けて、明確なコンセンサスをとる義務・必要があったのではないか。

 自治体の長として容認できないことばかりだが、皇居・宮殿で行われる「即位の礼」には、47都道府県の知事も招かれているという。

 前出の竹田氏は「(大村知事は)即位の礼には出席しないでいただきたい」「皇居の壕を渡る資格は無い」とも発信している。

 大村知事の出欠は公表されていないが、参列を辞退すべきだと思う。陛下はもちろん、国民にも謝罪すべきではないか。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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