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まだ続くコロナウイルスの脅威

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 ロシアではコロナウイルスの感染拡大を防ぐために、2月20日から中国人の私用や観光、留学、就労でのロシア入国を一時停止しています。

 現在、中国からのチャーター便を唯一受け入れているモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港では、中国からのすべての到着便の検査のために別のターミナルが割り当てられ、乗客は到着時にロシア国内での居住地を申請書に記入した後、各自居住地の医療機関の下で管理されています。2月23日現在、1万825人がその管理下にありますが、新たなコロナウイルスの症例は検出されていません。

 こちらエカテリンブルクでも、2月7日に中国からの最後の便でエカテリンブルクのコルツォヴォ国際空港に到着した64人の在露中国人が、検査のために市郊外のサナトリウム(療養所)に移送され、14日間隔離されました。

 結果的に、彼らからコロナウイルスは検出されませんでしたので、64人は先週から随時解放されています。

 市内では、多くの中国人が店を構える「タガンスキーリャド」と呼ばれる大型マーケットとホテルの複合施設で、当局によりすべての労働者をチェックするための特別な診療所がマーケット内に作られ、学校と幼稚園の多くも、インフルエンザを含むウイルス感染症対策のために2月中旬から休校となっています。

 エカテリンブルクの南に位置し、同じくウラルの主要都市であるチェリャビンスクでも、2月中旬に中国からモスクワ経由でチェリャビンスクに戻った中国人学生が高熱で入院し、幸いなことに学生はインフルエンザと診断されたのですが、しかし、市当局は春節休暇からチェリャビンスクに戻ってきたすべての中国人留学生を隔離することを決定しました。今現在、チェリャビンスク市では約300人の患者が隔離されており、そのうち約100人が中国人です。

 さらに、最近はこちらでもコロナウイルスの影響によりマスク不足が深刻となり、本当の「マスクヒステリー」が始まっています。市内のどの薬局でもガーゼマスクを購入することができず、まれにどこかにあったとしても、それは通常の数十倍の値段ですので、マスク探しに嫌気がさした人々は金物屋で呼吸器を購入し始め、中には防護服(塗装やスプレーに使用される使い捨てオーバーオール)を手に入れる人もいます。

 このように、ロシアでもいまだコロナウイルスの脅威は去っていません…。

 ■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルクの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザーTAMAKIと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。(crystalmint.info)

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