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新型コロナ感染リスク「触ったらいけない!」危険スポットと「おすすめ除菌術」 あまり気にすると不安やうつ症状に

 国内でも感染が広がる新型コロナウイルス。手洗いなど予防策は浸透してきたが、日常生活には不特定多数の人が接触することで感染リスクがある「触ってはいけない」スポットも数多い。だが、過度に意識すれば普段の行動もままならなくなる。適度に用心して生活に支障を来さない方法を識者がアドバイスする。

 「物に付着したウイルスはしばらく生存します」と厚生労働省のウェブサイトでは注意を呼びかけ、「手で触れる共有部分」の消毒を促している。ドアの取っ手、ノブ、ベッドの柵、トイレや洗面所の消毒、タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどの洗浄や、トイレや洗面所、キッチンなどでのタオル共用を避けるよう例示した。

 「不特定多数の人が触るものは無限にある」と指摘するのは、災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏。「数百人が触る電車の手すりや取っ手、押しボタン式の自動ドアなどはリスクがある。スーパーの野菜などの買い物にも注意が必要だ。スーパーのレジ袋を開く際に使う『指ぬらし』を消毒液に変えた店もある」という。

 「外出先では建物の入館前やトイレの後などタイミングを見計らい、除菌を心掛ける。帰宅後は、スマートフォンや腕時計、眼鏡、手帳など再度手にしやすいものは一定の場所にまとめ、すぐに手を洗い、アルコールシートなどで除菌する。衣服は着替え、カードや硬貨などは極力家庭では触らない。スーパーの袋もすぐに廃棄した方がいい」と提言する。

 共有部分に触ってしまった後の対策について、ひめのともみクリニック院長で、内科・心療内科医の姫野友美氏は「手洗いが最も有効だ。感染症の流行時期にはタオルを1度使用したら洗うか、使い切りのペーパータオルを利用した方がよい。目をこすらないなど、粘膜から入れない注意も必要だ。エタノールをしみ込ませた綿を持ち歩くのも効果的で、店舗に設置された消毒液も利用すべきだ。外食では割り箸を持参したり、共有の筆記具ではなく自前のペンを使用すれば安全だろう」と語る。

 その一方で「あまり気にしすぎることで強迫的になり、不安やうつ症状につながれば、免疫力が低下する。やるべき対策を講じたうえで、考えすぎず、普段通りに生活した方がいい」と姫野氏はアドバイスする。

 バランスを考えた対策でウイルスに立ち向かいたい。

 ■「触ってはいけない」要注意スポット

・屋内・家庭内

 トイレ、洗面所などの水回り、食器、タオル、ベッド柵、帰宅直後の所持品(スマホ、眼鏡、腕時計、カード類、硬貨、衣類、スーパーのレジ袋の持ち手など)

・屋外

 エスカレーターや階段の手すり、取っ手、ドアノブ、エレベーターのボタン、つり革、ショッピングカート、量り売りなどのトング、スーパーなどの「指ぬらし」、「紙めくり」用品、共有の筆記具やパソコンのキーボード、マウス、ATMのタッチパネルなど

 ※厚生労働省の発表や識者の指摘などを参考に作成

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