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繁華街練り歩く「若者」Vs買いだめに並ぶ「高齢者」 新型コロナで“世代間闘争”、自粛続きに不満爆発寸前! (2/2ページ)

 一方で若者や現役世代にも言い分はあるようだ。食品や日用品の買いだめに朝からスーパーや量販店に長蛇の列を作る人の中に高齢者が多いことして、ネットでは「テレビでスーパーの品切れを見た老人が大挙して買いだめしている」「使いもせずため込むのか」といった批判もある。

 新潟青陵大学の碓井真史教授(社会心理学)は「高齢者ほど自身や同居人が危ないという不安を抱えている場合が多い。不安は仕事や料理など作業に没頭することで一時的に忘れる傾向にあるが、リタイア後の高齢者は買い占めに没頭することで多少安心することができる」と分析する。

 さらに買いだめの心理について「最初にまとめ買いに走った人は、その後もかごがいっぱいにならないと不安が続く。それで複数の店舗を回り買いだめを続けている高齢者が散見されるのではないか」と碓井氏。

 高齢者も若者も問題行動を起こしているのはごく一部の人たちのはず。世界的にみてもパンデミックは深刻だ。米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者数が約10万700人となった。イタリア政府は27日、新型コロナによる死者が前日から約970人増え約9100人になったと発表、1日の死者確認数はこれまでで最悪となった。一国で、それぞれ感染者が10万人を超えるのも、死者が9000人を超えるのも、いずれも初めて。ウイルスとまさに戦っている最中に、いがみ合っている場合ではない。

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