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不安な気持ち忘れるヨガの瞑想

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 ロシアでは、政府の指示により3月30日から4月5日までを非労働週間として、ほぼ全てのロシア人が休暇を取っていました(その後4月30日まで期間延長)。

 しかし、それはコロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置であり、期間中は家に留まらなければならない休暇でした。

 こちらエカテリンブルクも、ようやく春らしくなり、日中は10度を超す晴れた日が増えてきました。

 外に出ると閑散とした通りは交通量も少なく、春の日差しを浴びたいさまざまな年齢層の人を見かけることができました。でも、市のコロナ感染対策により、人々はお互いの間に1・5メートルの間隔を保つ必要があり、スーパーなどの買い物以外の外出は家から100メートル以内と決められています。

 それでも、神の場所で感染することは不可能であると信じて教会や寺院に行く人々がいます。

 その上、相変わらずマスクはどこにも売っていませんので、一部の手先が器用な人々が、刺繍(ししゅう)で特別なデザインの再利用可能なマスクを作って販売していました。でも、それがどれほど役立つのか誰にもわかりません。

 私はこの休み期間中、部屋を掃除し、パンケーキを焼き、新曲を作り、閉鎖されたジムの代わりに自宅でトレーニングしていました。特に作曲とヨガの瞑想(めいそう)タイムは、しばし不安な気持ちを忘れさせてくれる時間でした。

 もちろん、他の人々は休み期間中家に留まることによって、家族や恋人との交流がもっと深まったり(その逆もあり得ますが)、この機会にサブスクリプションサービスを利用して海外ドラマシリーズや映画などを見た人もいるでしょう。

 しかしながら、未来は誰にとっても予測不可能になりつつあり、パニックはゆっくりと人々を圧倒しています。

 こちらでも多くの人々が仕事を失うことを恐れ、住宅ローンを持つ人々はホームレスになることを恐れています。中小企業はすでに苦しんでおり、唯一の希望は政府からの支援です。

 現在のロシアの感染者数は他のヨーロッパ諸国ほどではありませんが、それでも、ここ最近の患者数は急速に増加していますので、さらに事態が悪化した場合は、わが国も多くの国と同様に、換気装置、医療従事者、病院のベッド不足になると予想されるでしょう。特に小さな町が点在する人口がまばらな地域は危険です。

 とにかく、同じ惑星に住んでいる私たちは皆、今を生き抜くしかありません。

 ■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルクの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザーTAMAKIと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。(crystalmint.info)

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