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初の遠隔授業に四苦八苦

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 非労働週間の2週目が過ぎたロシアですが、計画外の隔離休暇に飽きはじめている人が増えているようです。

 人々は初め、この休暇を利用して室内でできる自己教育や室内フィットネスなど、さまざまな計画を立てていました。

 しかし、何人かの人は日がたつにつれ自分自身を制御することができなくなり、最後は一日中ソファで横になってテレビを見たり、時には同居者と口論してしまったりしながら、次第に感染の恐れに無関心になっていきます。そのような無関心は、週末にマスクをせずに平気で街を歩き回る人々の中からも感じ取れます。

 こちらエカテリンブルクでも、公共交通機関が制限されているにもかかわらず、それでも何とか働き続けようとする人々が運行本数の減ったバスや地下鉄に群がり、朝夕などは逆に混雑してしまっている状態です。

 今現在、スーパーや薬局などを除く街のほとんどの店は閉まっており、レストランもデリバリーのみとされていますが、修理などの必要がある製品を扱う家電店や自動車修理工場に関しては、当局から許可が下り、営業を再開しています。その一方で、美容業界などは許可が下りず、表向きはサロンを閉め、生活のために隠れて営業を続けている美容師もいると聞きました。

 隔離休暇によって、子供を持つ親たちにも疲れが出始めています。特に彼らの頭痛の種は、先週から始まった学校の遠隔学習です。それは、ロシアの学校では初めての試みとなるコンピューターを使った遠隔授業ですが、そのシステムはまだ完璧とは言い難いようです。

 まず、子供たちは早朝から遅くまでコンピューターの前にいなければならず、小さい子供を持つ親は複雑なコンピューター操作を助けるために、常に側についていなければなりません。

 その上、遠隔授業に使うウェブサイトは動作が遅く、宿題や問題の回答を送信しようとしても、コンピューター上でフリーズしてしまうことが多いので、何度も送受信操作を繰り返すうちに、子供の気は散り、操作する親は疲れ切ってしまいます。

 さらに、時々親は部屋で子供の体育をしているビデオを撮影して送信しなければなりませんが、締め切り時間は短く、多くの子供が時間通りにそれらを行うことができませんので、SNS上のコメント欄は何千人もの親の怒りで荒れています。

 とにかく皆、今は辛抱の時です。私もこの期間中、気落ちせず自分のするべきことに集中したいと思います。

 ■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルクの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザーTAMAKIと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。(crystalmint.info)

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