zakzak

記事詳細

秘密パーティー主催者を警察が召喚

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 こちらロシアでは、感染者の数が毎日数千人ずつ増え続けており、まだ感染拡大のピークに達していないことから、人々は隔離と不確実性にうんざりしています。

 私が暮らすエカテリンブルクは最も感染者が多いモスクワなどの隔離対策と比べると、多少の温度差はありますが、それでも引き続き厳しい外出制限が課されており、その期間は5月末まで延長されるかもしれません。

 学校は遠隔学習を続けており、政府は、主に低所得や大家族の子供たちへの支援策の一環として、隔離期間を通して約2週間ごとに学校から無料の食料品セットを提供しています。

 サポートはロシアの各地域によって異なり、私が暮らす地域ではそのような家族に食料費として現金を支給しています。

 エカテリンブルク市では先週より午後7時以降のアルコール販売を禁止しましたが、その影響からか、隠れてパーティーを開く人がいるようです。

 実際、先週若者のグループらが3階建てのマンション全てを借り切った秘密パーティーを開いていましたが、SNS上で彼らのパーティー映像を発見した地元警察は怒り、パーティー主催者を召喚しました。

 ちなみに、このようなパーティーに関する情報は開催数時間前に口コミで広がり、通常参加者たちは秘密を守るためにエントランスで携帯電話を預けてから入場します。

 場所を貸す側のオーナーはこう主張します。

 「こっちのパーティーの方が、混雑するスーパーや地下鉄よりも危険が少ないだろ。俺たちだって家賃や家のローンの足しにしなければならないんだよ」

 地域の病院で働いている大学時代の友人医師は、2週間前に亡くなったコロナウイルス患者がまだ感染しているかわからない時にその患者と接触していました。

 しかし、最近友人にも軽度のインフルエンザのような症状が出たために、検査を受け自宅隔離に入りました。

 最初の検査では陰性でしたが、現在2回目の検査結果を待っている状態で、当然ながら友人の働く病院は現在閉鎖されています。

 さらに、一部の病院ではマスクの供給無しで通常の診察をしている医師もいます。彼らは半ば命がけで職務を全うしています。

 現在は、このような状況のロシアと私の暮らす地域ですが、次回はコロナウイルスの話題から少し距離を置いてウラル地方の神秘的な場所についてお話ししたいと思います。

 皆さまも、なるべく外出は控え、くれぐれも健康に留意してください。

 ■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルクの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザーTAMAKIと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。(crystalmint.info)

YouTube : https://www.youtube.com/channel/UC0sottqOcvDqpYRr5AX9PqQ

Website : https://crystalmint.info/

Instagram : https://www.instagram.com/crystalmintmusic/

アクセスランキング